#11 団地の菜園活動に参加しました!田植え編&お食事会議vol.2 | YADOKARI✕公社二宮団地

二宮団地から西へ歩いて15分ほど。里山に囲まれた谷戸に、神奈川県住宅供給公社と地元の農家さんで管理している田んぼがあります。ここも団地内の菜園と同じく、周辺地域の住民のみなさんが「一緒に野菜を育て、収穫し、美味しく食べ、余ったらみんなでシェアする」というのがコンセプト。

こちらの田んぼの管理をされている地元の農家さん曰く、ここらの田んぼは室町時代に開拓されたそうです。田んぼの脇にはその頃に掘られた、まるで洞窟のような水路もあり、歴史を感じます。
二宮団地のある百合が丘という場所は、約50年前にニュータウンとして開発された街ですが、太古からこの地域が温暖で、暮らしていくのに恵まれた気候だったことがわかります。
この日は、近隣の方だけでなく遠方からもご家族がたくさん参加されました。
みなさん厚手の靴下を2枚履いて、いざ田んぼへ!
お米の苗。この日はもち米を植えました。収穫後のお餅つきが楽しみですね!
地元の農家さんの説明に真剣な眼差しの子供たち。
ロープの赤いテープを目印に、2~3本ずつ苗を植えていきます。
やっぱりみんなで植えると早いですね。この日は1時間ほどで田植え作業完了です!
田んぼの脇のせせらぎには、セリやクレソンが自生していました。
夕方の“お食事会議”用にクレソンをGET!

私は田んぼ作業はほどほどに、夕方の“お食事会議”の準備に百合が丘商店街の「コミュナルダイニング」へ。
なんと、ここのダイニングの裏手には特製の石窯があるのです!
廃棄される大谷石(宇都宮市大谷町付近で採掘される石材。 柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などに使用されてきた)でつくった石窯。こちらは昨年、私と、頼りになる親父とで制作した力作です(笑)
石窯はしっかりと蓄熱させる事が大事で、約2時間前には火を入れます。

ピザ(生地もトマトソースも手作りですよ!)を焼いたりマリネしたチキンを焼いたり!
この日は天気も良く外も気持ちよかったので、オープンテラス風に机とベンチを外に出して“お食事会議”がスタート!
美味しい食事と楽しいお酒のおかげで、回を重ねるごとに参加メンバーが新しいお友だちを連れてきてくれるんです。
自然とお友だちが増えていくのが、このお食事会議のユニークな仕組み(?)ですね。
ここから生まれる新しいコミュニティにも、乞うご期待です!

(2017年6月20日記事公開)