α波で仕事もはかどる!?ハーバード大学教授の書斎「Think House」

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アメリカのニューハンプシャー州に2010年に建てられた「Think House」。

ハーバード大学の政治理論教授デニス・トンプソン氏が研究や執筆のための場所にと、建築家の息子、エリック・トンプソン氏にイメージとなるスケッチを渡し、建てたものだ。

森の中に静かにたたずむそのスペースは、自然と共存を実現させた空間そのもの。

木々のゆらぎがα波を放出し、脳が最もリラックスした状態にさせ、四季折々の眺めは、見るものの心を癒し、大自然と調和させてくれる。

玄関のホールからはじまり、本棚が続く廊下。その先にあるメインルームの書斎となる3部構成。本棚やキャビネットは、クルミのベニヤで作り、床はウォールナット無垢材を使用。

できる限り、美しい池や木々を壊さないようにと、コンクリートで土台を固めるのではなく、地上に11度傾けて建築することで、約30メートル離れた池の眺めを楽しめるようにした。

携帯電話の電波は飛んでいないものの、インターネットは完備されている。研究や執筆などの仕事はここで全部片付く。今年は本のほとんどを「Think House」で書き上げたデニス氏。都会の無音な地下室で書いていたときよりも、心地よさは格別なんだとか。

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Via: chuckchoi.com