小商いのインスピレーション。ランドローバーのコーヒースタンドに憧れる
Instagramでシェアされた1枚の写真。ランドローバー・ディフェンダーのコーヒースタンドです。シェアしたのは、アメリカ・ペンシルベニア州のフィラデルフィアに拠点をおく「The Mainline Coffee Co.」。コメントは、「トレイルにコーヒーがないって?こんな装備でフレッシュな一杯を届けられたらなあ」。
荒れ地やキャンプサイトに、突如ランドローバーのコーヒースタンドが砂埃を上げながらやって来る。改造された後部座席のドアをはね上げれば、木製のテーブルとカウンターが現れます。黒いボディにウッディな内装のコントラスト。アウトドアでこんなコーヒースタンドでサーブされたら、コーヒーの香りもさぞ格別でしょう。
Mainline Coffeeは、オーガニックなフェアトレード・コーヒー豆の焙煎販売ショップ。
フェアトレードとは、農作物の国際間の公正な取引を推進する取り決めで、産地となる開発途上国の生産者が、持続可能な農業を行えるように考えられました。先進国の金融市場が決定する国際価格の変動から生産者を守るため、最低買取価格などを導入しています。
ダカールラリーや、かつてのキャメルトロフィーでの活躍で知られるランドローバー。先進国のフェアトレード・コーヒーのロースター達が、ランドローバーのコーヒースタンドを駆って、アフリカや中南米の生産者まで自分たちのローストした豆を届けて試飲してもらう。そんな素敵なことができたらいいなあ、と写真を見て想像してしまいます。
Mainline CoffeeのInstagramを眺めてみると、スタッフ達がこよなくアウトドアを愛している様子が伝わってきます。キャッチフレーズとハッシュタグは、「目覚めのコーヒーでぱっちりライド(Sleep Coffee Ride)」。自転車のトレイルライドとオフロードバイクが大好きみたいです。
もちろんキャンプでもコーヒーをエンジョイ。
InstagramやPinterestでシェアされた写真から、小商いにつながるさまざまなインスピレーションを得ることができそうです。また、自分たちのスモールビジネスを、キャッチフレーズやハッシュタグを付けて写真やイメージをポストすることで、共通の価値観を持つカスタマーにリーチすることも可能かもしれません。計算されたSNSのマーケティングにない、肌感覚のシェアに可能性を感じます。
Via:
twentyninedreams.tumblr.com
instagram.com/themainlinecoffeeco
themainlinecoffeeco.com