大きなキッチンの小さなホテルのようなキャビン。ケベックのスタートアップCABANEのファーストモデル

via: facebook.com/minicabane

カナダのケベック・シティーに暮らす、サイモン、ケイト、アンリの若い3人のファミリー。工芸品や建設のスキルを持つMBA保持者のサイモンは、アンリが生まれたきっかけで、長年温めてきたタイニーハウスの建設専門企業CABANEを、2016年7月にスタートアップさせました。同年11月に完成した、CABANE初のモデル・キャビンは、北欧デザインが魅力的なクリーンなホテルルームのような出来栄えです。

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室内は、オフホワイトに統一された壁面が、全長6.1m、24㎡の空間に広がりを持たせて、清潔で明るい印象を与えています。ブラックとブラウンの配色とのコントラストはとてもハイセンス。そしてノーマルな家にも引けを取らない広々としたキッチンは、北欧的なシックなデザインになっています。「わたしたち家族の現実の生活を反映したキャビン」という言葉から、奥さんのケイトの意向を取り入れたものかもしれません。

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センターに置かれた白いハシゴは、キッチン上のベッドルームへのアクセスのためですが、直線を活かしたインテリアデザインのアイコンともなっています。ロフトはそれぞれの端に対称的に2つ設けられ、メインの寝室のほかに、ゲストのベッドルームや収納スペースとして活用できます。

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土台に収納があるベンチソファーは、ダブルベッドに変身するので、最大5人までキャビンで寝ることができます。

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ソーラーパネル、有機トイレ、プロパン温水器、低速燃焼暖炉など、エコロジカルな設備の数々は、CABANE社が持続可能な開発をモットーに据えていることの証明でしょう。

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タイニーハウスの中に、多くの収納スペースを配置、折りたたみ家具を活用している点が、極めて現実的な設計となっています。ソファー横の、一見引き出し付きサイドテーブルに見える家具は、両サイドのボードを用途に合わせて広げることで、ダイニングテーブルに早変わり。これはスグレモノです。

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ゲストチェアーは壁に吊ってしまう、省スペース化の(主婦の?)知恵。

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Facebookに投稿された写真から、家族が協力し合いながら、スタートアップの初めてのモデル・キャビンをつくっていく様子を見てみてください。

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CABANEのこのモデル・キャビンは、そのまま購入可能とのこと。
現実の生活を反映した、使い勝手の良さが伺える設計と工夫にはとても好感を覚えます。
若いファミリーによるケベックのスタートアップCABANE、おもわず応援したくなるフレッシュさです。

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