#54 二宮団地しっかりリノベ~収納をDo It Togetherしました~ |YADOKARI✕公社二宮団地
こんにちは岸田です。二宮団地しっかりリノベ前回は壁の漆喰について。それが終われば、見た目的には綺麗にリフォームされた団地のお部屋。
しかし当初より書かせてもらっていた通り、しっかりリノベのこの部屋は造り付けの収納が設置されていないハードタイプのリノベプラン。というわけで最後の工程は収納のセルフリノベーション。ただ自分だけで造っては面白くないと、お仕事でもご一緒させてもらっており、今回の二宮団地再編計画のコラボレーションパートナーでもあるKUMIKI PROJECTのくわばらさんに相談しました。
KUMIKI PROJECTさんはDIT(Do It Together)で「ともにつくるを楽しもう」テーマに、みんなで造る空間づくりをされている方たちです。私もこれから二宮で暮らし、働くとあって近くで暮らす方たちと知り合い、自分のことを少しでも知ってもらいたいと思っていたところでした。そのきっかけがモノづくりであればさらに素晴らしいと二宮町のKUMIKIさんにぜひ!と収納造りのワークショップをお願いしたのでした。
収納棚は細い杉材を組み合わせ、綺麗な木組みを見せつつ、収納スペースを造る計画。杉材はフローリングと同じく神奈川県産材のものを「木材工房あしがら」さんで製材をしてもらいました。
造り方は木組みの「型」を造りユニットを量産。参加していただいた方の中にはインパクトドライバーを初めて触るような方もいたので、この型が大いに役に立ちました。
その後はそのユニットに横棒をいれてつなげば収納の完成です。
こうした整然と並ぶ家具をつくる場合は正確に寸法を出すことが必須で、これがズレだすと水平垂直がきれいに見えず、残念な見た目となってしまうのです。しかし皆さん真剣に、そして丁寧に作業をすすめ完璧な仕上がり!
丸一日かかりようやくリビング部分の収納棚が完成しました。参加していただいた方と共に(華々しく笑)このセルフリノベを終えることができました。これですべての工程を終えあとは引っ越すだけ。ようやく肩の荷が下りたのでした。回は完成写真とその後の生活についてレポートします。
(2018年1月23日記事公開)