#56 薬膳鍋をつくりましたよ@お食事会議(レシピ編)|YADOKARI✕公社二宮団地
先日のお食事会議でつくった薬膳鍋。今回はお鍋のスープのレシピをお伝えしたいと思いますが、その前にちょっとお知らせです。
じつは今回、薬膳鍋をつくるために、よい機会なので大きめの寸胴鍋を買ったのですよ。で、せっかく寸胴鍋があることだし、次回のお食事会議の前に「薬膳スープの会」を開催してもよいですか?と公社の方にお話したら、これまた快諾してくださいました。
ということで、「おうちでつくれる薬膳スープの会@コミュナルダイニング」を開催したいと思います。このページの末尾に詳細を記載しましたので、チェックしてくださいね。
さて、ということでまずは、ベースとなるスープの取り方です。
鶏ひき肉や手羽先でスープを取る方法もありますが、今回はたくさんスープが必要だったので鶏ガラを使うことにしました。
ラッキーなことに、わたしの愛する二宮の「肉の清水」さんに鶏ガラがありました! しかも1羽分100円から150円くらい。1羽分でだいたいスープが1リットルほど取れますので、とても経済的ですね。
鶏ガラスープの材料とつくり方はこちら。
[材料]
鶏ガラ:1羽分
水:1リットル
ねぎの青いところ:1本分
生姜:1かけ(スライスにする)
[つくり方]
1. 鶏ガラをよく洗う。お腹のなかまできれいに洗いましょう。
2. 大きめの鍋に鶏ガラを入れ、分量外の水を加えて沸騰させる。
3. 沸騰してしばらくしたらお湯をすて、鶏ガラについたアクを洗い流す。
4. 洗った鍋に鶏ガラを入れ、水1リットルとねぎの青い部分と生姜スライスを加え、火にかける。沸騰したら弱火にし、アクをていねいに取りながら静かに2〜3時間ほど煮る。
※水が減ってきたら、足してくださいね。
次に、この鶏スープをつかって、2つの味の鍋ベースをつくります。
まずは、「からだを温める赤の薬膳鍋」。
[材料]大きめの土鍋1つ分
・にんにく:1かけ
・生姜:1/2かけ
・ねぎ:1/3本
・ごま油:大さじ2
・豆板醤:小さじ2
・花椒:小さじ1
・スープ:4カップ
—
・八角:1個
・唐辛子:2本
・シナモン1本
・なつめ:2個
・高麗人参:あれば
—
・しょうゆ:大さじ5
・酒:大さじ3
・酢:大さじ1
[つくり方]
1. にんにく、生姜、ネギをみじん切りにして、鍋にごま油を熱して中火で炒める。
2. 香りがでたら豆板醤、花椒を順に加えて炒める。
3. スパイスの香りが立ってきたら、スープと八角、唐辛子、シナモン、なつめ、高麗人参を加える。
4. 煮立ったら調味料を加えて味を整える。
「肺とお肌を潤す白の薬膳鍋」のベースはこちら。
[材料]大きめの土鍋1つ分
・にんにく:1かけ
・生姜:1かけ
・高麗人参:あれば
・なつめ:2個
・松の実:小さじ2
・枸杞の実:大さじ1
・酒:1/4カップ
・塩:小さじ2
・唐辛子:1本
・黒胡椒:小さじ1/2
・スープ:3カップ
・すっぽんスープ:1カップ
[つくり方]
1. スープを鍋にいれ沸騰したら高麗人参、にんにく、生姜(薄切り)、なつめ、松の実、枸杞子を加えて5分ほど煮る。
2. 塩、酒で味を整えて、黒胡椒、唐辛子を加える。
こちらの鍋にはすっぽんスープを入れました。すっぽんは体を潤して気血のめぐりをよくします。コミュナルダイニングのすぐ近くにある「わくわく広場」で、このスープ缶が入手できますよ! 1缶540円(税込)です。
冒頭でお知らせした薬膳スープの会の詳細です。みなさま、お気軽にいらしてくださいねー。
「おうちでつくれる薬膳スープの会@コミュナルダイニング」
薬膳のお話をしながら、身近な食材でつくる身体に良いスープを味わっていただく気楽な会です。今回は、風邪の引き始めに力を発揮する風邪をこじらせない生姜スープ&生姜ドリンクをご紹介します。どなたでもどうぞ。
日時:2018年2月24日(土)17時から
場所:コミュナルダイニング
参加費: 300円・スープとドリンク各1カップ付
講師 :長岡桃白(国際中医師・国際中医薬膳師)
主催:神奈川県住宅供給公社
当日、18時くらいから同じ会場で「お食事会議」がはじまります。お時間のある方は、一品持ち寄り&ドリンク持参でぜひご参加くださいね。
(2018年2月19日記事公開)