#70 プロジェクト終了。この1年を振り返る|YADOKARI✕公社二宮団地

こんにちは。

突然ですが、この3月をもって、YADOKARIと二宮団地のプロジェクトが終了となります。つまり、それは、わたしの二拠点生活も終わりを迎えたということです。

わたしの記事もこれで最後。そこで今回は、最終回らしく、二宮団地の暮らしのことや二拠点生活のことを振り返りたいと思います。

楽しかったセルフリノベ

わたしの二宮団地での暮らしは、KUMIKI PROJECTさんに協力していただいたセルフリノベからスタートしました。

自分が思い描く部屋のイメージをKUMIKI PROJECTの桑原さんにお伝えし、ワークショップという形で多くの人に協力してもらいながら完成した部屋。ペンキを塗ったり、床を貼ったりという作業も本当に楽しかった。

ひとりでやってたら絶対に挫けていたなぁと、今でも思います。あのとき参加してくださった皆さん、改めてありがとうございました!

壁や床が完成したところで、次に取り掛かったのがインテリアづくり。近所の100円ショップに足を運んで、できるだけお金をかけずに心地よい空間づくりをしたのもいい思い出です。

同じ棟に住むチョウハシさんにもらった茶箱や桑原さんにいただいた冷蔵庫も活用させていただきました。

富士山も海も見える部屋で、ハンモックに揺られながら、のんびり過ごしたこと。都会の暮らしに疲れたときにはいいリフレッシュになりました。

このお部屋とお別れするのはちょっぴり名残惜しいですね……

ちょっぴり後悔が残る二拠点生活

縁もゆかりもなかった二宮町。だけど、このプロジェクトを通じて、私のことを知っている人が増えました。自宅から程よい距離のところにある、私にとってのふるさとのような存在になりました。

二宮や大磯をブラブラ散策したことも楽しかったし、地域の名所と言われるところにも行ってみたし、地域で開かれているイベントにも足を運んだし。みんなで箱根や小田原にも行ったなぁ。

東京だけで生活していたら絶対に出会えなかったような人や場所に行くことができたことも、とてもいい思い出になりました。

ただ、一方で、いまの私には二拠点生活をすることは若干難しかったかも、とも思っています。

私の仕事は遠隔でもできるものが多いとはいえ、そもそも仕事が忙しいときは移動時間でさえ惜しい。片道2時間半かけて二宮に行って仕事するよりも、都内で仕事したほうがいいと思ってしまうこともしばしば。正直、ちょっぴり後悔していることややり残したこともあります。

でも、それも含めて、この二拠点生活は、とてもいい経験になりました。いまの私には厳しいけど、あと何年かしたら、また二拠点生活をやってみたいなぁと思うときが来るかも。そのときは、ぜひまた二宮町も候補に入れたいですね。

今後について

冒頭でもお伝えしたとおり、3月をもってYADOKARIと二宮団地のプロジェクトは終了いたしますが、私を除く、チョウハシさん、岸田さん、長岡さんは、引き続き、二宮団地での暮らしを続けます。今後の3人の暮らしぶりは「湘南二宮さとやま@コモン」で引き続き紹介されますので、これからもチェックしてみてくださいね。

最後になりましたが、今回のプロジェクトを立ち上げた神奈川県住宅供給公社の皆さん、プロジェクトに関わってくださった皆さん、私のお部屋や二拠点生活を取り上げてくださったメディアの皆さん、そして私の独断で決めた二拠点生活に協力してくれた家族、すべての方々に感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました!

(2018年3月31日記事公開)