近未来住宅!? 3×3×3メートルのコンパクトで快適な生活「Cube」

イギリス、ハートフォードシャー大学の「環境への影響を最小限に抑えながら、快適でモダンな暮らしを実現するプロジェクト」として、マイク・ページ博士によって設計された3×3×3メートルのコンパクトホーム「Cube」

床面積9平方メートルの「Cube」の中には、生活を送るのに必要な、テーブルとラウンジ、セミダブルベッド(幅120cm )はもちろんのこと。シャワーとキッチン(冷蔵庫、コンロ、シンク/水切り、電子レンジと食器棚)。さらには、洗濯機とコンポストトイレまで完備されているというからビックリ。そして、家の電気は、屋根の上に設置されたソーラーパネルでまかなっている。

こちらの「Cube」は、寄付で建てられたものだが、もしどこかに建設するとしたら800万ほどで建てられるそうだ。マイク・ページ博士はもともと認知心理学者だが、環境保護活動の一環として「Cube」プロジェクトをはじめた。「small home, big picture」というコンセプト掲げ、コンパクトながらも生活水準を落とすことなく、環境にやさしいライフスタイルを提案している。

今後、地球温暖化がさらに進み、本当に地球のことを考え始めとき、近未来住宅は「Cube」のようになるのかもしれない。

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Photos by: Allan MacDonald, Nick Edwards cubeproject