ベッドルームでオーロラを。アイスランドのガラス張りロッジ「Panorama Glass Lodge」

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「死ぬまでに一度は行きたい場所は?」と聞かれたら、何と答えるだろう。ヨーロッパやアフリカのような少し離れた地域?南極のような少しハードルの高いエリア?
アイスランドのフィヨルドの海沿いに立つガラス張りのキャビンで、オーロラ体験はいかがだろうか。屋外には大きなホットタブも用意されている至福の空間がある。

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レイキャビクから車で30分のクヴァールフィヨルズル。2017年12月にオープンした「Panorama Glass Lodge」が、太陽の光を反射してひっそりと立っている。海岸沿いには5軒のサマーハウスが見えているが、遠く離れていて、ガラスのベッドルームのプライバシーを邪魔してしまう、なんてことはない。ハネムーンやロマンチックな体験を求めるカップルにまさに最適だ。

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オーロラは、8月下旬から4月下旬頃までの冬時間の、雲がなく雨や雪が降っていない場合に現れる。夕方から早朝に出現する可能性が高いが、確実な時間は分からないのだそう。12月と1月にはたくさんの嵐があため、観測できる可能性が少し小さいとのこと。Panorama Glass Lodgeのサイトには、15分ごとに更新される「オーロラ予報」のリンクボタンがあるので、こまめにチェックするよう推奨されている。

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TripAdvisorでのレビュー評価は、すべて五つ星。オーロラが見られなかったゲストも少なくないそうだが、フィヨルドや山々の景色と素晴らしい夕日、インテリアや寝具のクオリティ、屋外ホットバスの心地よさが絶賛されていた。

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23平方メートルの広さのPanorama Glass Lodgeは、大人2名の宿泊が可能で、最低宿泊日数は2泊から。ロッジ内には十分な収納スペースがないので、車の中に荷物を残して、必要なものだけを持ち込んだ方がよいとのこと。

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ガラス張りのベッドルームには、ドイツ製のBÖHMERWALDの羽毛布団、schlafgut社のふわふわのリネンが備えられた、カスタムメイドのキングサイズベッドが横たわっている。プライバシーが気になる時は、必要に応じて壁のロールスクリーンを下ろすこともできる。ロッジは星空の下で眠ることを意図してデザインされているので、ガラスの屋根にはスクリーンはない。太陽や満月の月明かりに敏感なゲストには、アイマスクを持参するように勧められているのだとか。

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ロッジには2つの電気ヒーターがあり、リモコンで温度調整が可能。ベッドエリアはガラス張りのため、寒い日には17〜18°Cまでしか温まらないことがあるそうだ。夏の間はヒーターはオンになっていないが、寒ければ自由にオンにしてOK。暑い日には、テラスの扉を少し開いておくことが推奨されているという。

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コンパクトで設備の整ったキッチンには、2つの電気コンロ、冷蔵庫、トースター、給湯器、ダイニングテーブル、2脚のチェアが備わっている。コーヒーと紅茶、ベーシックフードも無料でサーブされる。

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屋外のロッジの横には、朝食やイブニングドリンクを楽しむための12平方メートルのデッキスペースがある。

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ロッジの隣には木製の大きなホットタブが置かれ、周囲のパノラマの景色に囲まれて、ドリンクを飲みながら40°Cのお湯に浸かってリラックスできる。

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スパ風のラグジュアリーなバスルームには、厳選されたアメニティと40x40cmの大きなレインシャワーがある。

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ロッジ周辺のアクティビティでは、断崖絶壁のフィヨルドの景観を楽しむハイキングやドライブもお薦め。アイスランドでもっとも高い200メートルの滝グリムルや火山の火口や洞窟めぐり、地熱スパ体験、運が良ければアザラシやクジラとも出会るという。

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Panorama Glass Lodgeは、レイキャビクに住むスイスとドイツ出身の若いファミリーが、自分たちでデザインしたものというから驚き。施工はドイツのコンテナハウス・ビルダーCONHOUSEが担当した。

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ファミリーは近い内に、子供たちに安全な周辺環境の場所に、キッズフレンドリーな新たなロッジの建築を計画しているとのこと。

オーロラ、クジラ、温泉というアイスランドの必殺アイテムには、心が思いっきり揺れる。アイスランドに行ける機会があるならば、ここで至福の時間を過ごしてみたい。

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