【鶴川団地 暮らしレポートvol.8】 我が家のインテリア・雑貨事情
こんにちは、鶴川団地コミュニティビルダーのおすずこと鈴木です。
鶴川団地へ引っ越す際にほとんどの物を断捨離してやって来たため、新しい生活をスタートしてからは地道に理想のインテリアを考え、ようやく形になりつつあります。
あれやこれやと、空間づくりにいそしんでおりました(笑)
これまでの暮らしのレポートでは、鶴川団地での出来事やイベントなど外の様子をまとめてきましたが、今回は私たちの住まいについて触れていこうと思います。
お部屋のテーマ決めは譲ったり譲らなかったりの繰り返し
「シンプル」「ナチュラル」「オフホワイト」「グリーン」「温かい」。
私は、住むならそんな雰囲気の空間にしたいなぁ〜と思っていました。
一方の石橋は古いモノやDIYが好きなので、私のとは相容れない組み合わせかもしれないなと思い、だからといってどちらかが譲るわけでもなく(笑)
そこで、自分たちで作ってみたりお気に入りのお店で物を購入することで、お互いにとって居心地の良い空間を模索することにしました。
自分たちで作ったもの『ダイニングテーブル』
入居当初は、こじんまりとした折りたたみテーブルに二人で窮屈そうにして食卓を囲っていました。
なかなかに不便していたので、手持ちのハイチェアに合うテーブルを探すことに。
ところがハイチェアの高さは、一般的なダイニングテーブルに合わせると、手を置いた時や書く時の高低差に違和感があるため、都合の良いものが見つからず…。
見つからないなら自分たちで作ろう!ということで、実際に作ってみることにしました。
日曜日が私と石橋の共通の休日なので、週1でどうにか進められるかのペース。
梅雨シーズン真っ只中にスタートしたのもあって、晴れの日でないとできない工程もあり、完成までの道のりが長かったです。
組み立てや繋ぎ合わせはサクサクと進んだものの、「やすり掛け」と「面取り」が想像していた以上に骨の折れる作業…!
天板の表面を滑らかにするために紙やすりで磨くのですが、目の粗さに種類があります。
はじめに、表面のケバを取るために目の粗い紙やすりで磨く。
その後に、塗装前の下地作りとして、目の細かい紙やすりで磨く。
黙々と磨いては表面を撫でて滑らかになっているか確認して、磨き直すという地道な作業。
家具職人さんってすごいなぁ〜としみじみ思いました。
面取り(材料の角を45°に削ったり、丸く滑らかに削ったりすること)は数時間に及ぶ作業になり、指先やら腰を痛めるまでに…。
大工の定番道具であるかんなであればもっと効率よくできたと思いますが、今回は凹凸の入った彫りの感じを出すために彫刻刀を使いました。
私はなるべく丸みをつけるように、石橋は彫りを目立たせてシャープに、人によって出来上がりに違いが出てきて面白いです。
そうしてようやくできた、ダイニングテーブルの完成形がこちら。
人が横並びになる配置は、一緒に何か作業をする時も動画を観る時なども快適で、個人的に気に入っています。
知人に作ってもらったもの『植物置き場』
鶴川団地に引っ越してきてからの新しい趣味が、観葉植物
日当たりの良い立地だったので、ベランダをお庭にできたら素敵だろうな〜と思ったのがきっかけでした。
暖かな気候に見守られる中で新芽が次々と芽吹いて育っていく様が可愛らしくて、日に日に観葉植物が増えたと思えば管理が難しくなるという事態に。
窓際にスッキリとまとまる植物置き場があったらいいなと思うようになり、知人に作ってもらうことになりました。
石橋の大学時代の先輩であるテリーさん。
個人で内装関係のお仕事をされているということで、我が家に来ていただいて時折雑談を挟みながら、イメージの擦り合わせをしました。
それから日が経ち、待ちに待った納品日。
私たちの要望を、ひとつひとつ叶えてくれたこだわりの一点物を作っていただきました!
インテリアに馴染みやすいナチュラルさだったり。
水やりや葉水をしても問題ないよう、撥水加工を施していたり。
上部のハンギングや台の高さは、植物が日光に当たりやすいよう計算されていたり。
デザイン性と機能性を両立してくれて、とても感謝しています。
二人暮らしを経て変化があったこと
実際に住んでみると、案外お互いの好みがちょうど良くお部屋に馴染んでくれます。
石橋がアフリカのシエラレオネに行った際に購入した、アフリカ布。
garaと呼ばれるテキスタイルは、現地の人々による手染めのオリジナルだそう。
我が家では、こちらの布を畳んだお布団に掛けています。
他にも、大正二年製のオイルランプ。
そのまま飾るのも可愛いのですが、夜間の時間帯に灯りを点けてあげると雰囲気が出て存在感が増します。
ガス灯をリメイクした照明器具や、
蓄音器をリメイクした照明器具や、
そして先程のオイルランプもすべて、夜もすがら骨董店での購入品です(笑)
※夜もすがら骨董店については「暮らしのレポートvol.4 鶴川おすすめスポット」より
Fire-Kingのマグカップも、朝のコーヒーで愛用中。
樽に似ていることからバレルマグとも言われているマグカップは、ミルクグラス(乳白色が練り込まれたガラス)で作られており、つるつるとした質感と大容量のサイズ感がとても気に入っています。
こちらはハ〜モニ〜ゼネラルストアでの購入品です(笑)
※ハ〜モニ〜ゼネラルストアについても「暮らしのレポートvol.4 鶴川おすすめスポット」より
こうした日常アイテムは、鶴川団地周辺にある夜もすがらさんとハ〜モニ〜さんの影響もしっかり受けています。
当初考えていた選択肢ではなく時には冒険してみて、再利用で作られた意外な掘り出し物や時代背景を知って古物の価値に触れることは、私の中で面白い気づきでした。
我が家のインテリア・雑貨事情はそんな感じで、今後も二人の好みを混ぜ込んでみたり、周辺の影響を受けたり、その時々の変化を楽しみながらのんびりと鶴川団地暮らしを堪能していきたいと思います。