バンライフ体験記、実験しながら発信します!supported by Moouse

バンライフ体験記、実験しながら発信します!

個々人のライフスタイルに合わせて人生を豊かにできるWebプラットフォームである“Moouse”の取り組みの一環として、新しいライフスタイルを発信していくため、自由な旅を行いながら移動するライフスタイルを体現し、バンライフの体験記を発信していくプロジェクトの第1弾のレポートを公開します!

バンライフ体験を届けてくれるのは、在宅勤務ということもあり、普段から日本各地でワーケーションを行っている寺島さん。

活動の模様や訪れた旅先はInstagram「terataku_travel_awesome」にて随時発信中です。

(プロフィール)

千葉県出身。25歳。外資系コンサル企業にて勤務中。
学生時代は野球に打ち込み、日本代表として渡米したことがきっかけで「将来はアメリカ人としてアメリカに住む」という夢がある。
渡米した際は英語が全く話せなかったものの、お世話になったホストファミリーと英語で会話がしたいと思いから、大学時代には
野球を辞めて勉強へ打ち込む。ホストファミリーへ再会するため、セブ島とカナダへ語学留学を決行。
TOEICは380点→780点まで成長。ホストファミリーとの再会時にネイティブスピーカーと不自由なく会話ができたことが自信となり、
これを機に海外への一人旅の機会が増えた。留学時代に訪れたセブ島にハマり、3万円台のLCCで毎月3泊4日の旅行に行ったり
1週間前に急遽ラスベガスへの航空券を取得するなど、思い立ったら即行動をするサラリーマン。

相棒の車は「うたたね号」

バンライフの体験を行うための車はCouch Wheelsさんのウッドデッキでごろごろするような気持ちよさが味わえる「うたたね号(ベース車両:MAZDA ボンゴバン」。

内装はどこにいても「うたたね」してしまうような温かみのあるデザインで、カップルでのんびり旅をするも良し、友達とワイワイ過ごすこともできる十分な広さを兼ね備えています。

うたたね号の魅力は何と言っても「家にいる感覚」を味わえること。車内にはソファやクッションがあり、広い窓があることで解放感もあり、寝そべってみると、上には木目調のデザインが施されていて、自宅で昼寝をしているような安心感が味わえます。

少なくとも、うたたね号は車というものよりも、動く自分の部屋という感覚がマッチしています。

※移動中の乗車定員3名、車内で就寝する際は2名まで可能

▶︎「うたたね号」の詳細はこちら

今回のバンライフは東北方面へ行きました!

▶︎1日目:横浜出発→裏磐梯(福島)→猪苗代湖(天神浜オートキャンプ場)

前日22時に出発し、五百川PAにて宿泊しました。

バンでの宿泊は今回が初となり、「ちゃんと寝られるかな」というのが本音でした。

しかし、気付いたら眠りについており、朝は普段通り気持ちよく起床できました。

この日はPAで宿泊をしましたが、景色が良い場所を宿泊場所にしたときは、朝日と絶景で更に気持ちよい朝になるんだろうなぁと、今後の旅がより楽しみになりました。

本来は午後から裏磐梯を散策予定だったが、天気が良かったので急遽朝一番で一切経山(1948m)の登山を決行し、五色沼へ行きました!

睡眠時間約2.5時間でいきなり山登りから始まる破天荒な登山となったが、天気は最高で、五色沼が綺麗に見えた。後から聞くと、午後からだと火山性ガスの影響で靄がかかり、登山をしても五色沼が綺麗に見えないとのことでした。早起きは三文の徳といいますが、まさにその通りだなと感じました。

仕事に関してですが、私の場合は仕事に裁量が与えられており、基本的に自分の好きな時間に仕事を集中させて仕事をすることが可能です。

会議の時間に関しては自分の都合が良い時間での調整が難しいため、その際は予め会議予定時間に訪れるであろう場所の近辺で車を停められる場所を事前にリサーチし、そこで会議を行ってから再度観光や運転を再開という流れでした。

▶︎2日目:吾妻スカイライン(福島)→乳頭温泉郷(秋田)→秋田県立中央公園

昨晩は福島県の天神浜オートキャンプ場で宿泊をしました。

前日にPAで宿泊した際に、「景色の良い場所で宿泊したい」と思ったため、なるべく起床後すぐに良い景色が見られる場所を探しました。探し方についてはまだまだ模索中ですが、このときは「車中泊 湖畔 福島」と検索をしました。

そうしたところ、猪苗代湖の目の前にある天神浜オートキャンプ場は、湖畔まで車を乗り入れすることができると判明し、ここでの宿泊を決めました。

2日目のメインは秋田の乳頭温泉郷に行くことでした。

目的地に到着するまで約5時間。この日はお昼に会議があったため、移動途中に3時間ほど仕事を行いました。

昼過ぎに乳頭温泉郷到着。ここの温泉は正に秘湯と呼べる場所で、泉質も良かった。

「秋田美人」という言葉があるけれど、こんな温泉が近くにあればそりゃお肌すべすべの美人になるよぁ。

▶︎3日目:男鹿半島周辺(秋田)→道の駅平泉(岩手)

Instagramで秋田の観光地を募った際に「男鹿半島」を教えてもらい、観光することに。半島全体がジオパークとなっていて、自然の宝庫だった。「鵜ノ崎海岸」という夕日が綺麗なスポットに車を止め、日が沈むまで綺麗な夕日を見ながら仕事。

自然の中でも快適な空間で仕事ができるバンライフの醍醐味を味わえた1日でした。

 

基本的には問題なかったのですが、初日は標高が高い山にいたこともあり、自身がメインで使っているソフトバンク回線が入らないというハプニングに見舞われました。

ただし、この場所のレストハウスにはフリーWi-Fiが備えられており、無事に会議を終えることができました。最近は観光名所に高い確率でWi-Fiが備わっているので、よほどの山奥に行かない限りは仕事にも支障は出ないと感じました。

▶︎4日目:厳美渓(岩手)→達谷窟毘沙門堂(岩手)→中尊寺(岩手)→仙台

岩手のパワースポットを仕事前の朝7時~10時に巡り、夜は仙台へ。中尊寺が世界遺産と言われても今までピンときませんでしたが、散策してみると

ここの荘厳な雰囲気は胸を張って世界遺産と呼べる素敵な場所だと感じました。

▶︎5日目:七ヶ浜(宮城)→楽天koboパーク(宮城)

この日は仕事が多かったため、遠出はせずに仙台近辺を散策してみることにしました。仙台から30分ほどの距離にある七ヶ浜という場所を発見!

ちょうどお昼時だったので海が見えるカフェ「La Cote Kohama」さんでランチをしました。

この一帯は東日本大震災で観光客が減ってしまい、今もまだ完全に活気が戻り切っていないとのこと。オーナーさんは少しでも街を元気にしようと、観光客のために「海が見えるカフェでゆっくりしてほしい」という思いから、お店を経営したとのことでした。そんな心意気に感動しましたし、ご飯も雰囲気も最高だったのでまた来たいと思います。

▶︎6日目:宮城峡蒸留所(宮城)→松島(宮城)

バンライフの発信をしていたら知人が興味を持ってくれて弾丸で参加。お互いお酒が好きなので、NIKKAの宮城峡蒸留所へ。NIKKAの歴史を知った後にお酒を飲むと、今まで気づかなかったウイスキーの繊細な味が感じられた気がする。

ここで蒸留所の見学をした後に松島へ向かい、牛タンを食べて東北の旅を締めくくった。

 

実際にバンライフをしてわかったこと・・・

実際に車中泊生活をしてわかったこと

・ほとんどの場所で電波が入る

旅の合間に仕事を通常通り行う必要があったため、旅の開始前には電波がしっかり入るかどうかが一番の懸念点でした。

しかし、よほどの山奥に行かない限りはほとんどの場所で電波が入り、仕事に影響はありませんでした。

・持ち物は最低限に

車内は広く設計されているものの、持ち物が多いと車内スペースも縮小します。

まずは短期間で車中泊を実践してみて、最低限何が必要なのかを明確にすること、持ち物はコンパクトなサイズ、折り畳んで収納することができるもの、圧縮袋(衣類)などを活用することが快適な車中泊生活を行う上で心得ておくべきことだと思います。

・リビングコストが意外とかかる

例えばガソリン代。走行距離にもよると思いますが、現在のガソリン価格だと満タンで入れた場合は5000円前後。山道などは通常よりも燃料を使うため、ガソリンの減りが早くなり、想像以上に給油が必要になりました。

また、宿泊地にもよりますが、RVパークやキャンプ場に泊まる場合は別途料金がかかること、シャワーを浴びる際も基本的には数百円かかります。

長距離を移動するとなると、高速代金もかかりますので、交通費は高めに見積もっていた方が良いと思いました。

今回は1週間の期間で計4つの県を訪れました。

次回の行き先ですが、真冬になる前に北陸方面に向かってみようと考えています。

今回の旅は仕事も行っていましたが、初めてのバンライフということもあり通常より仕事を抑えていたため、次回は更に「普段と同じ」を意識して、仕事もたくさん行いつつ、バンライフを行ってみようと思っています。

また、発信についてはバンの中で食事をしている様子や、うたたね号の中から見える景色など、「バンライフの日常」をたくさん発信できればと思っています。

一番伝えたいのは「会社員でもバンライフができる」ということ。

少し工夫をすれば、リモートワークをしている方なら意外と簡単に踏み切ることができると思っています。

同時に、日々の仕事のストレスなども、車を走らせて自分の好きな場所、興味のあるところへ足を運ぶだけで、普段味わえないような幸福感、リラックス効果があると思います。

会社員の一人でも多くの方がバンライフへ興味を抱き、「やってみよう」と思ってもらえるような発信を今後も続けていきたいと思います。