ビタースウィートな少年時代をもう一度！究極のボートハウスで旧友たちを魅了しよう。
都会を離れ、昔の友人たちを集めて、あの頃のように遊べたら…だが、その方法が分からない…というあなたに必要なのは、おそらく旧友の電話番号（もしくはフェイスブックのアカウント）と彼らを招くための大人の秘密基地だ。今回紹介する「Lake House」は、まさにそうしたシチュエーションにぴったりのミニマルハウスである。
2009年、Andersson Wise Architectsは米国テキサス州のオースティン湖に1軒のボートハウスを建てた。
急勾配の斜面からせり出すこの「Lake House」は、崖と湖をアクティブな動線で結ぶ設計になっている。たとえば、長い吊り橋から細いデッキを経て入口へと誘導する演出は、とても見事だ。
そのまま思いきり部屋を駆け抜けて、窓から湖にダイブすることだってできる。北と東サイドの窓はフルハイトで、外にスイングして開くため、ワンタッチで飛び込み台になるのだ。
動線がスムーズな空間は、風の通りもよい。家全体を心地よく流れるひんやりした風を味わいながら、常にクールダウンできるのはうれしい。
こんなに美しい秘密基地があれば、あなたも仲間を誘わないわけにはいかないはず。吊り橋を渡りながら、いつのまにか心は少年時代へタイムスリップしていることだろう！
