潮風に吹かれて仕事。キャラバンをオフィスにしたニュージーランドのスタジオ

via: archipanic.com

天気がいいから今日は外で仕事しよう。キャラバンがオフィスになれば、そんなことも簡単に実行できます。こちらは、ニュージーランドの夏のマリンサイドで仕事をしてみた、建築事務所「スタジオ106」のプロジェクトです。

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ウェディングなどのイベントに、モバイルキャラバン・バーを手配している「Retro Events」の協力のもと、スタジオ106は、現在進行中のプロジェクトの場所である「アカラナ・マリンスポーツセンター」に、アウトドアオフィス「Gone Mobile」を夏の10日間停車させました。

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普段の95平方メートルの広さのオフィスを9平方メートルの空間に圧縮するために、「少ないことはより豊か (less is more)」の精神で、レトロなキャラバンに必要最低限のオフィス機能を装備。コンピューター、椅子、 A4サイズのプリンターに本や資料、そしてもちろんコーヒーステーションも。

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天井はオフィスで廃棄された紙を使った、手づくりインスタレーションでモノトーンに装飾。

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ユニークな形状の段ボール製の組み立てデスクは、ニュージーランドのスタートアップ「Refold」からの提供。キャラバン内部には座るタイプを、アウトドアミーティングにはスタンド・デスクを組み立てて使用しています。「Refold」は、6.5kgという軽さで耐荷重85kgという、100%リサイクル可能な画期的な段ボールデスク。4つのパーツで2分以内に組み立て・分解が可能です。価格も1万2千円(1ニュージーランドドル = 77.2円)と手頃なので、個人的にも欲しいかも。

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「ニュージーランドは小さな国家として、自然とアウトドアと密接に関係することを重視しています。このプロジェクトを通して、夏とアウトドア、そして水という、この国のカルチャーに欠かせない要素と繋がることができたのは良い経験でした」とスタジオ106のメンバーは感想を述べています。

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実際のプロジェクトの場でモバイル・ワークすることで、現場の雰囲気や動線をリアルに感じることができ、アウトドアスペースでのディスカッションも活発化したということです。

オフィスのモバイル化の作業とアウトドアでのチームワークで、組織をリフレッシュするという試みは、自由な形の「働き方改革」のアイデアかもしれませんね。

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