YADOKARI×SuMiKa 小屋キャンペーン第2弾 サンタが作る“子どもの秘密基地”

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YADOKARIサポーターズグループ内で発足した「YADOKARI小屋部」は、住まいの最小単位となる小屋を作る「大人の部活」です。

2014年の春に発足し、今までに7棟の小屋を施工したYADOKARI小屋部。
今回の小屋は、栃木県那須塩原市で建てられた「YADOKARI×SuMiKa 小屋キャンペーン第1弾 “YADOKARI小屋部史上、もっとも実験的”なオフィス小屋」に引き続き、「株式会社SuMiKa」(タマホームと、インターネットベンチャーである面白法人カヤックが2013年6月に共同設立した企業)とコラボレーションして建てられた「子どもの秘密基地」です。

「今まで物置状態になっていた部屋に小屋を建てて、我が家の4姉妹の秘密基地を作りたい!」
と話す施主さんの山田さんご夫妻。今回の小屋は施主さんの要望により、YADOKARI小屋部初となる、屋内に建てられます。

YADOKARI×SuMiKaの小屋キャンペーン第2弾

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この秘密基地は、昨年7月に募集されたYADOKARI×SuMiKaの小屋キャンペーンの一環として建てられました。
株式会社SuMiKaは、建築家の方や、工務店をはじめとした家づくりに関する様々な専門家の方と出会うことができるサイト「SuMiKa」を運営しています。また、2014年秋には東京虎ノ門にてYADOKARI小屋部も出店した「日本初!小屋展示場」の主催を務めています。

子どもの秘密基地をつくりたい!

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「最初は当選するなんて思っていなくて、当初は本当だったのか、信じられなかったんです。」と話す小屋の施主さんは、鎌倉市に在住の山田佳介さん・智子さんのご夫妻(写真左)。
智子さんが、「未来住まい方会議 by YADOKARI」の読者さんで、YADOKARIサポーターズグループ内でキャンペーンを知り、応募をしてくださいました。
山田さん夫妻には4人のお子さんがいます。今回の施工は、この4姉妹のための秘密基地を作りたい、という要望によるものでした。

“秘密基地”をつくるのはこのお二人

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この要望を受け、設計を手がけてくださったのは、アーオ建築事務所の大塚彰宏さん(写真左)。
施工は「YADOKARI小屋部第2弾!自由が丘のキッズハウス製作」の際にもご協力してくださった手槌建築の手槌真吾さん(写真右)が指揮をしてくださいました。

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施主さんの要望を受け、大塚さんが提案した小屋は、屋根・本棚・ロフトを備えたもの。はしごを登るとロフトがあり、屋根にも登れるようになっています。
設計者の大塚さんは、「子どもの秘密基地」というイメージから、子ども達が本を読んだり、遊んだり、お昼寝をしたりと、子ども達が楽しめる場所づくりを第一に考え設計されたそうです。

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模型や設計図を確認しながら行われた打ち合わせでは、奥さんの智子さんのご趣味である「ビンテージの布集め」を活かして、小屋に飾り付けをすることも決まりました。

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施工初日はカラフルな屋根づくり

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施工初日は、世田谷にある手槌さんの事務所で、カラフルな屋根のパーツを作ります。

小屋の材料となる木材は、陸前高田市の株式会社紬(KUMIKIプロジェクト早稲田CABINが運営)さんより、安価に提供してもらいました。
木材を提供していただいた株式会社紬のくわばらさんと飯石さんは、YADOKARIサポーターズにご参加してくださっており、今回の小屋のことを知って木材の提供を申し出てくださいました。
また、株式会社紬のパートナーでもある、ミナトファーニチャーさんからも、木の端材を提供していただいています。

この日の施工には、施主さんである山田佳介さんも参加してくださいました。
様々な形、大きさをした端材は、設計した大きさに収まるようにカットして組み合わせます。

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次にパステル調の33種類の塗料を使用し、端材をひとつひとつ塗り分けていきます。
木目を活かすため、色は薄く塗り、カラフルなパーツをつくります。

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このパーツをパズルのように組み上げて、可愛い屋根ができました。

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サンタが小屋を建てにきた

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屋根のパーツを作り終えた後は、施主さん宅での施工に移ります。
今回の施工は2014年のクリスマス直前に行われたため、施工はサンタさんやトナカイなど、クリスマスにちなんだ格好で臨みます。

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前日に組み上げておいたウッドデッキへの色塗りや、屋内のフロアーづくりなど、施工指揮の手鎚さんのもと、だんだんと小屋が形になってきました。

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虎ノ門の現場から活躍しているインパクトは、ポップリベット・ファスナー株式会社様ご提供の「BLACK+DECKER」。
このインパクトが使用されるのは今回で4回目、施工で大活躍の、小屋部の頼れる相棒です。

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屋根をとりつけて、もうすぐ完成

施工のハイライトとなる屋根の設置は小屋部メンバーが一致団結する瞬間。もうすぐ小屋ができあがります。

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両側の屋根を設置したら小屋が完成!

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完成した小屋を前に、施主さんの智子さんも嬉しそうな表情です。

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当初は奥さんがキャンペーンに応募したことを知らなかった佳介さん。
普段はDIYをすることがなかったそうですが、施工に参加する中でDIYの楽しさに目覚め、「子どものために物を作るのは楽しい。」とお話してくれました。
施工にも何度も参加してくださった佳介さん。完成した小屋を見る表情は、誇らしげに見えました。

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完成した小屋の屋根には穴が開いており、こんな風に顔を出すことができます。設計担当の大塚さん、施工指揮の手槌さんのお茶目な人柄に、施工現場も賑やかで楽しいものになりました。

お子さんにお披露目!小屋で遊んだ感想は?

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完成した小屋は、早速施主さんの4姉妹にお披露目します。施工中に何度も「もういいかーい?」という声が聞こえ、楽しみにしていた小屋。4姉妹の反応はどうなるのか……?

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屋根の穴から顔を出したり、はしごに登ったり、小屋で遊ぶ姿はとても楽しそう。その姿を見て、小屋部メンバー一同は充実感に包まれました。

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最後に施主さんと設計者、製作の指揮を取ってくださった4名で記念写真です。この小屋は、その後、智子さんによって飾り付けが行われました。
「ここで子どもとお泊まりをしたり、ご近所のご家族と一緒に集まったり、この場所を子ども達の思い出の場所にしたい。」と話す智子さん。

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小屋で過ごす時間は、山田さん一家の思い出になることでしょう。
そのお手伝いができた今回の施工は、小屋部メンバーにとって、とても意義深いものになりました。

同じ小屋を取材したSuMiKaさんの記事が公開中です。小屋の全景やディテール等の写真が掲載されていますので、併せてご覧ください! ⇒ SuMiKaで探そう暮らしのカスタマイズ「4姉妹が遊べる秘密基地を作りたい」

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