「包んで食べる」のが大好きなアゼルバイジャン人。彼らのおいしい家庭料理「ドルマ」とは?| 世界中で広がる‘市民料理’を通じた出会い by KitchHike

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アゼルバイジャンの伝統料理「ドルマ」の意味とは?

世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先で現地の人を訪ねて、世界中の食卓を実際に取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。

第4回目は、日本に住むアゼルバイジャン人の食卓から!

今回は、東京・笹塚に住むアゼルバイジャン人・アイセルさんの食卓にもぐりこんできました。笑顔が素敵なアイセルさんに作っていただくのは、アゼルバイジャンや周辺地域に古くから伝わる「ドルマ」という名前の料理。アゼルバイジャン料理と聞いても想像がつかなかったのですが、アイセルさんに聞いてみると、実は名前がそのまま料理を表しているのだとか。

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なるほど!「ドルマ」=「包む」という意味。

「ドルマ」とは、アゼルバイジャン語で「詰める」や「包む」という意味。挽肉とバジルやタマネギ、トマトなどを混ぜたものを、茹でて柔らかくしたキャベツで包み、お鍋に円を描くように並べてじっくりと煮込んでいきます。具を包みやすくするために、キャベツの固い芯は切り落とすのが良いそうです。

ロールキャベツみたいなもの?と聞くと、地域によってはブドウの葉やナス、パプリカなどで包むこともあり、そんな「包み」「詰め込み」料理のことを総称してドルマと呼ぶのだとか。今回は研いだお米も一緒に詰め込んで、よりモチモチした食感に。

「包んで食べる」のが大好きなアゼルバイジャン人!

アイセルさん曰く、アゼルバイジャン人は包むのが大好き。美味しいものはなんでも包んで「ドルマ」にして食べちゃうらしいです。お皿に盛ったら、さっぱり酸味の効いたヨーグルトソースをかけていただきます!

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実際に食べてみた感想

口に入れると、ふかふかのキャベツの中で蒸された挽肉とバジルの味が舌一面に広がります!お米が入ったモチモチの食感もたまりません。そのままで食べてもとても美味しいのですが、ヨーグルトソースをかけるとより本場の味。肉汁とヨーグルトの酸味が絶妙にマッチするアゼルバイジャンの本場のドルマ、何個でもいけてしまいそうです。

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