世界の小さな住まい方

ヴィンテージ感溢れるラウンジ「Airstream Greenroom」

YADOKARIプロフィールアイコン | 2014.8.29
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テキサス州オースティンにある老舗クラブstubb’s。その中庭に、キャンピングトレーラーの最高峰と呼ばれているエアストリームが佇んでいます。今回ご紹介するこのトレイラー、実は建築家であるBurton Baldridgeと彼のチームがデザインしたラウンジなのです。

Stubb’sには、屋外ステージと屋内ステージ、それにバーベキューレストランが併設されており、ビル自体は19世紀に建設された古いものです。2011年、オースティンの歴史の中で最も暑い夏、Burtonは「中庭にエアストリームを改装した楽屋を作ってくれ」と依頼されました。

この依頼は、オーソドックスにヴィンテージのエアストリームを楽屋に改装して欲しいというものでした。
しかしいくつかの計画案をやりとりした後に、依頼は大きく変化します。Austin City Limitsというフェスティバルが始まる3週間前に、「あの計画だけど、フェスティバルに間に合うように新しいラウンジルームにできないか?」という連絡が入りました。大変です、彼は3週間という短い時間で、新しいラウンジを作ることになりました。

この計画をスピーディにかつ質を高く仕上げるため、彼は、Pilgrim Building CompanyのBranson Fustesとチームを組みました。
室内の壁は、全て細いベニヤ板で覆われていますが、これはこのチームだからこそ成し得たデザイン。写真からわかるように、室内の壁はまっすぐではなく曲面です。この曲面を覆うため、極端な加工に耐えられる木材を探す必要がありました。
最終的に壁面にはマホガニーを使われ、このように板で壁を覆うことで、曲面の立体感は残しながら、エアストリームの持つレトロさを適度に隠し、モダンなデザインへと仕上げています。

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中には、ミニバー、ソファ、モニターがあり、これからショーに出るミュージシャン達がくつろぐのにぴったりなインテリアになっています。しかし、このラウンジの改装でBurtonが一番こだわりを持っていたのは、何よりも入り口でしょう。

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彼はこう言います。「私は、ここに入るたびに腰を屈めなければいけないことがどうしても嫌だったんだ。」確かに、もともとのエアストリームのドアは大人の男性には少し小さいようです。そこで彼は、既存のドアをはずし、壁に約1.8m四方の正方形の穴を開け、約6mmの鉄のプレートと強化ガラスを使った新しいドアを取り付けました。そのおかげで、太陽の光がたくさん入るようになり、限られた空間の中でも狭さを感じさせません。

設置を終えて作業員が撤収したのは、フェスティバル開催の直前。フェスティバルに出演する予定だったManu Chaoが、ここに到着する予定時刻のたった15分前でした。

via:
http://www.dwell.com/
http://inthralld.com

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YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

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Writer YADOKARI

ミニマルライフ/多拠点居住/スモールハウス/モバイルハウスを通じ暮らし方の選択肢を増やし、「住」の視点から新たな豊かさを定義し発信します。暮らし方の選択肢を増やすことで、場所・時間・お金に縛られないライフスタイルを実現し、人生の満足度/幸福度を向上させます。

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