NASAで培われたトレーラーハウス「Cricket Trailer」

1999年、建築家ギャレットフィニーは、NASAで国際宇宙ステーションの居住モジュールを設計していた。そんな夢の職場で働く彼に、ある疑問が浮かぶようになった。
「宇宙の闇の中にある自分の作品が、日の光のもとで姿を現わすことがない。」彼はその4年後、彼は新たなベンチャー事業を起ちあげるべく、NASAを去るのだった。

今回紹介するトレーラーハウス「クリケット(Cricket Trailer)」は、NASAで培われた彼の狭小スペースに関する専門知識、そしてバックパッカーとしての彼のプライベートスタイルから生まれた。
この家は、単なるタイヤの付いた家としてのトレーラーハウスではない。「ポータブルな冒険生活空間」である。「大きいことは良いことだ」というRVカルチャーへの彼なりのレスポンスだ。

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アルミ製の外皮、充分な断熱。空気力学と耐久性の面から、標準以上の技術要素を合わせ持つ。ワンタッチのポップアップ式の屋根は誰にでも扱いやすく、数秒で開くことができる。二箇所に設けられた入口により、良好な通風が得られ、内部へのアクセスもしやすくなっている。

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愛車と「Cricket Trailer」トレーラーだけで、あなたの自由な週末が保証されるかもしれない、あるいは手に入るのは、自由なトレーラー人生だろうか。

via:
http://www.crickettrailer.com
http://www.dwell.com/
http://www.klikk.no/motor/