世界の小さな住まい方

自宅の庭にも隠れ家を、作家のための物語の家「Writer’s Shed by Weston Surman & Deane」

野原海明プロフィールアイコン | 2014.9.28
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作家には独りきりになり、普段の生活から切り離されて集中できる空間が必要だ。でも子どもが小さかったり、家事をしなくてはならなかったりすると、なかなか長い時間自宅を離れているのは難しい。それならば自宅の庭に、創作のための小屋を建ててみるのはどうだろうか。

ロンドンのとある庭の奥に、絵本作家のための隠れ家がある。
この小屋の設計はWeston Surman & Deane Architectureで、Architects’
Journal Small Projects Competition 2014
にも選出されている。

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小屋の正面は杉材のスノコ状の板に覆われており、夜になると室内の灯りがやわらかく庭にこぼれ出す。非対称の屋根と、壁をくねくねと伝う煙突がユーモラスで、まるでこの小屋自体が童話や神話の世界にあるようだ。

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大きなスライドドアはガラス張りになっているので、自宅に居る他の家族は中の様子をうかがうことができる。夜になれば灯りももれ出るため、作家がそこにいるとわかり安心だ。それでもちゃんと、創作のための机は外からは見えないところに用意されている。机の前には大きな天窓があり、昼間は自然光の下で作業をすることができる。

スライドドアの前は屋根付きのテラスになっており、脇にはストーブのための薪木が収納されている。スランプに陥ったら、このテラスから庭を眺めるなんていう気分転換もできそうだ。

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Via:
http://www.dezeen.com/
http://www.catalogodiseno.com/

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野原海明プロフィールアイコン

Writer 野原海明

世界の小さな住まい方ライター担当。

のはらみあ。小説家。コンテンツライター、図書館司書、ときどき歌手。呑んべえ。

1984年群馬県生まれ。ちょっと変わった高校、尾瀬高校自然環境科の卒業生。利根村の農家にホームスティをして高校3年間を過ごす。お世話になったのは築100年にもなるという茅葺き屋根の家。かつての味噌蔵を勉強部屋と寝室に改築してもらった。

大学進学のため都内へ引っ越し、都市生活を5年間体験したが、海と山がある暮らしが恋しくなって2009年夏、鎌倉へ移住。小さいけど温かいコミュニティと、自然のある暮らしがやっぱりいい、と思う。

2012年、小説「コメリナ・コムニス」Kindle版を出版。文芸喫茶「まるくす」所属。同人に川村力、田村元、湯田陽子。

FB:mia.nohara
TW:@mianohara
HP:醒メテ猶ヲ彷徨フ海

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