世界の小さな住まい方

刺激のハイブリッド。クールでユニーク、でも温かい。「Glamping in Korea」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2014.11.2
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読者のみなさんは、「Glamping」という言葉をご存知でしょうか。「Glamorous」 と「Camping」の造語で、直訳すると「魅惑的なキャンプ」です。モバイルハウス・ミニマルハウスが流行してきたことにより、キャンプもより遊び心を追求できるようになりました。

韓国にある建築事務所「ArchiWorkshop」は楊平(ヤンピョン)郡の山中で、Glamping in Koreaというプロジェクトを実施しました。自然の景観や風・小川のせせらぎと、遊び心あふれるデザインのテントによるユニークな刺激を、同時に体感するというものです。

テントは、ドーナツのような形状と、トンネルのような形状をしたものの2種類があります。トンネル形状のものは拡張が可能なつくりになっています。

ドーナツ 外装(トンネル形状)

テントということもあり、素材はアルミフレームとそれを覆う布地のみ。シンプルです。布地は防水防火・紫外線カットの機能がついています。ガラス張りのエントランスからは、日光が十分に入るようになっています。布地は白色のため光が差すと、部屋全体を柔らかな光が包み込みます。

内装

さらに驚きなのが、トイレ・お風呂・ベッドがついていること。山の中に、自宅のような快適さが持ち込めるのです。通常のテントでは考えられません。このテントは「Glamping for Glamper」と呼ばれています。以下の問いをキッカケに、アイデアが浮かび制作に着手したそうです。

「自然のもつ魅力と建築のもつ魅力、これらを同時に体感できるものはとても素晴らしいものになるだろう。しかし、なぜ作られていない?」

「Glamping for Glamper」は自然の中で快適に過ごすだけでなく、テントに居ること自体も刺激的な経験になるようにデザインされています。

独創的なものは案外、素朴な疑問から生まれるのかもしれません。

名称未設定 全体イメージ

Via:
ArchiWorkshop.kr
curbed.com
dezeen.com

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YADOKARI「未来働き方会議」オープン!

佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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