世界の小さな住まい方

中にいながら、大地と一体になれるキャビン「Cabin at Norderhov」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.1.16
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オスロの北西部にある森の中に、Atelier Osloが新しくデザインした、十字の形をしたキャビンがあります。中心のコア部分から、4つの少し斜めになったアームが飛び出たような形をしている、変わった形の建物です。このキャビンは、周囲を囲んだ森から隠れるためのシェルターであり、同時に、森や大地と住まう人とをつなぐコネクターでもあるのです。

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このキャビンは、週末とあるカップルがクロスカントリーやハイキングを楽しむ際の拠点になる週末住宅です。自然が大好きな人のための建物なので、躯体は、彼らと自然とのつながりをコンセプトとしてデザインされました。連続したカーブを形どった木の壁は、まるで周囲の森を反映しているようです。

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キャビンの内部は、白木色の4mm厚の合板で覆われています。土地と同じ高さから、徐々に段差をつくり、居住空間の高さへと変化するこの合板の床が、なだらかに人と森とを繋いでいます。このレベルの変化がまさに、外に広がる大地のようです。

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4つのアーム部分の結節点、コアの部分には暖炉があります。さすが北欧、といういうべきか、暖かい場所が家の中心。しかも、家中どこからでもこの暖炉を見ることができるそう。また、このキャビンで使える電力は、設置されている2つのソーラーパネルから供給される電力のみ。そしてそれは、読書用ランプにのみ供給されているそうです。真っ暗な夜に、読書用ランプと暖炉のほのかな灯だけが浮かぶ空間なんて、想像しただけでわくわくしませんか?

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森の中のシェルターでありながら、なんとなく外にいる気分にもなれるようなこのキャビン。窓から差し込む陽の光を眺めて、ゆっくりとした時間の流れを感じながら、ここでのんびりした週末を過ごしてみたいものです。

Via:
wallpaper.com
atelieroslo.no

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前橋史子プロフィールアイコン

Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

HP:pictured

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