世界の小さな住まい方

緑豊かな地球に降り立った、宇宙船のようなツリーハウス「Solling」

石井敦子プロフィールアイコン | 2015.1.20
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ドイツを拠点に活躍するBaumraumは、ツリーハウスを専門としている建築事務所だ。彼らの手掛けるツリーハウスはどれもがこちらの想像力をかきたてる独創的なものばかり。今回ご紹介するのも、その期待を裏切らない。
ドイツ東部のニーダーザクセン州ノルトハイム郡に属す小都市ウスラー近隣にある湖の上に佇むツリーハウス「Solling」は、まるで今まさに飛びたたんとしている宇宙船のように見える。

オーナーが幼い息子と友人や親類のために建てたというこのツリーハウス。子供のみならず、大人が見てもワクワクするデザインだ。早く中に入ってみたい。
山道からつながっているカラマツでできた細いデッキを歩く。デッキはまるで森の中に浮かんでいるような錯覚を覚える。宇宙船へと我々をいざなう空中通路だ。

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二つの人工池、新たに植林された木々など、このツリーハウスが建てられる前にこの地形にだいぶ手が加えられたそうだ。
この二つの池をまたぐように建てられたこのロケットのような丸い屋根のツリーハウスはこの土地で伐採されたカラマツを材料に建てられた。
古い森林官の家のそばに建てられたこのツリーハウスは、木にもたれかかることなく自立した構造を持ち、総床面積が37㎡強ある。

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1階はソファが設けられたリビングになっていて、日中はここから、湖に生息する魚、カエル、森にすむ鹿など野生動物を観察できる。美しい空気を堪能しながら景色を楽しむのに十分な窓の大きさだ。

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ツリーハウスの2階に上るには、一度デッキに出て、デッキからハシゴを上ることになる。2階はベッドルームとなっており、中央にはベッドが設置されている。夜はベッドに寝転んで夜空を眺める。この宇宙船は、少年やその家族を宇宙の旅に連れて行ってくれる夢の乗り物だ。

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Via:
baumraum.de
archdaily.com
designboom.com
inhabitat.com

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石井敦子プロフィールアイコン

Writer 石井敦子

世界の小さな住まい方ライター担当。

1970年東京生まれ、鎌倉育ち。幼少から未知の世界を求めて三輪車で近所を徘徊。米国への留学をきっかけに徘徊の規模が世界へと広がる。好奇心旺盛で、異文化への興味は特に強い。お呼びがかかれば、インドの結婚式にも馳せ参じるフットワークの軽さと、虫以外はなんでも食べる食欲がウリ。異国の住民目線の生活を好むため、旅の手段も現地人の家に転がり込む居候型。世界中で家族を増やす計画を実行中。鎌倉在住。好きな言葉「Nothing is useless(人生に無駄な経験なし)」

TW:@azkoishii
HP:Nomad Azko的世界放浪

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