世界の小さな住まい方

どちらが先にあったのか?「調和」を絵に描いたようなお家「Mar Azul House」

佐藤英太プロフィールアイコン | 2015.2.6
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ブエノスアイレスのリゾート地から、バージニア松の青々とした森を進みます。そこには森と調和した壁一面をガラス張りにした四角い建物が見えてきます。建物をぐるりと囲うウッドデッキや、それを貫くバージニア松が印象的です。

「Mar Azul House」というこの建物は夏のバカンスを楽しむのに最適で、さらに3つの条件のもとで設計されました。ひとつは、環境負荷を最小限にすること。つまり木の伐採や整地をせず、自然のありのままの状態を維持すること。もうひとつは、予算を最小限にすること。最後はメンテナンスの必要性をほとんどゼロに近づけること。

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この3つの条件を設けたこと、建てる場所が決まったことから自ずと設計の答えは決まってきました。バージニア松の作り出す景観にマッチする重量感、大きさ、コンクリートの囲いや全体の質感。全てが調和し、まるでそこに元々あったかのような雰囲気を醸し出すように建てられました。

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とくに顕著なのは、壁一面が大きなガラスで構成されていること。お家の中が丸見えですから、内装もそとの雰囲気に合わせる必要がありました。また中から外を見たときも然りです。

12_4611_45まさに「調和」という言葉がふさわしいお家です。調和を極めていくと、一瞬「どちらが先にあったのか」わからなくなってしまいますね。現代は人と自然をわけて考えがちですが、調和する暮らしも楽しそうです。

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Via:archello.com

 

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佐藤英太プロフィールアイコン

Writer 佐藤英太

世界の小さな住まい方ライター担当。

新潟うまれ新潟育ち、お米とお酒が大好き。長野県松本市在住。ゲストハウスのヘルパースタッフ兼フリーライター。
ものづくり→森づくり→木工職人→農のある暮らしへと関心が移り今に至る。学部時代は「感性工学」に興味があり、心理学と情報処理を専攻していた。「考えること」が好き。「美しいもの」が好き。
キーワードは「農的暮らし」「旅」「表現」。
農的暮らしは、在り方として健全で、美しい。旅をしたいのは、美しいものを見たいから。自身の中にある「美しい」を余すところなく表現したい。今後は高知県に移住し、「農的暮らし」に挑戦する予定。日々の暮らしや感じていることをブログで発信している。

FB:佐藤 英太
HP:エータノート

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