\FOOD ART STATION/ 影絵ワークショップ「MANIAC SHADOWS」 〜アーティストと一緒にパフォーマンスをつくろう!〜

11月6日(日)に開催される、日ノ出町~黄金町の駅間を舞台とした、食とアートを掛け合わせたアート体験型マルシェ「FOOD ART STATION」。

そのプログラムの一つとして、黄金町に滞在しているフィリピン出身のアーティスト、ラルフ・ルムブレスによる、影遊びの参加型ワークショップ「MANIAC SHADOWS」を実施します。参加者の皆さんとアーティストが共に”MANIAC LOVE”をテーマに、その場で作品を作っていくワークショップです。

FOOD ART STATIONについて▼
https://culture.yokohama/event/1812/

◉ワークショップについて

この2時間のワークショップは、光、影絵、映像を組み合わせた実験的な企画です。
参加者はリサイクル品をはじめとするさまざまな素材を使って、まずは自分の好きな影絵のモチーフを作ります。
そしてアーティストが用意する映像や音楽の中から気に入ったものを選び、参加者同士で協力しながら実験を重ね、3~5分程度の影絵のパフォーマンスを行います。

フィリピンにおける現代影絵の歴史の多くは、1980年代後半から1990年代にかけて起きた大規模な国全体の停電に関係しています。
当時は、前政権による戒厳令時代の経済破綻から国が立ち直ろうとしている時期でした。大規模な停電の影響により、たくさんの子どもたちや大人たちは、照明もテレビも電子機器もない(もちろん、スマートフォンもなければ、パソコンもごく一部の人しか持っておらず、おまけにそれはバッテリー式でもなかったのですが)夜の時間に、自分たちで楽しみを生み出す努力をしました。
そうして影絵は、子どもたちとその家族が遊び、物語を語り、自分たちの創造力を発揮できる時間のひとつとなったのです。

今回はこの影絵を通じて、”MANIAC LOVE”というテーマをアーティストと共に探っていきます。
ぜひご参加ください!

◉ゲスト


ラルフ・ルムブレス(Ralph C. Lumbres)/アーティスト

1990年生まれ。フィリピンのカガヤン・デ・オロ出身。

美術やデザイン、パフォーマンス、教育、コミュニティ開発など、様々な分野に渡って活動するインターディシプリナリー・アーティスト。Salikhain Kolektib共同運営者・創設者。最近はジャカルタを拠点とする集団GUDSKULによる展示プログラムの一部として、ドイツ・カッセルで開催された「ドクメンタ15」にSalikhainも参加。2020年より、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターのアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加、横浜を拠点に活動している。

◉こんな人に来て欲しい

・アートに興味がある方
・アートワークショップに興味がある方
・影絵に興味がある方
・異文化に興味がある方
・食とアートのコラボレーションに興味がある方
・FOOD ART STATIONに参加予定の方
などなど

◉開催概要

【日 時】 2022年11月6日(日) 時間:第1回 11:00~13:00 / 第2回 14:00~16:00
【会 場】 ハツネウイングA 2F(〒231-0053 神奈川県横浜市中区初音町1丁目19−4)
【参加費】 無料
【定 員】 各8名
【申込み】 https://foodartstationws.peatix.com
【主 催】 京浜急行電鉄
【企画・運営】 YADOKARI株式会社