世界の小さな住まい方

あえてのデコボコデザイン、木材をそのまま使ったようなログハウス「Flake House」

前橋史子プロフィールアイコン | 2015.5.18
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フランスの郊外に、Flake Houseという1軒のログハウスがあります。これは、フランスの建築事務所であるOLGGAが設計したログハウス。一見シンプルにも見えますが、ちょっと変わったログハウスなのです。

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このログハウスのファサードには、大きな1面のガラスと、丸太の断面をみることができます。横の面には、丸太が並ぶ壁にランダムに開口部が開けられています。その壁を裏手の方へ眺めていくと、中ほどで一度家が分断されているのがわかります。1棟のようなこのログハウスは、実は2つのユニットで構成されているのです。大きいユニットには、リビングやキッチン、ダイニング。小さいユニットにはバスルームが収められています。まるで離れにお風呂があるような雰囲気で、毎日お風呂に入る度にわくわくできそうです。

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このログハウスの真ん中に現れる断面には、たくさんの丸太の断面を見ることができます。まさに、長い丸太を途中でランダムに切ったかのようなラフな雰囲気。このプロジェクトの主題は、まさにこの「ランダムな丸太」。ランダムな長さの丸太を、一切無駄にせず利用したログハウスなのです。ごみになるような端材を最低限に抑え、それをデザインに昇華させているなんて、素敵なプロジェクトですね。

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ラフな外観と対照的に、インテリアはとてもシンプルです。無垢のパイン材が綺麗に貼られているのがわかります。大きな開口部と、ランダムに並ぶ小さな開口部を見ていると、まるで穴ぐらにいるかのような気分になります。

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このログハウスはプレハブなので、工場で作ったものをどこにでもトラックで運んでいくことができます。現地で組み立てる必要がないので、どんな場所にでも設置することができます。

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デメリットになりそうな要素をプラスに捉え、デザインへ活かしたこのプロジェクト。これからの住まいづくりに必要になっていく考え方なのではないでしょうか。

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Via:
busyboo.com
dezeen.com
olgga.fr

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前橋史子プロフィールアイコン

Writer 前橋史子

青森生まれ、神奈川在住。津軽弁と英語とちょっとだけ標準語が得意。デザインの仕事をする中で自分の生活がなんだかよくわからなくなったため、”豊かにくらす”ことの答えを見つけるべく、日々模索中。主婦業をしながら、地元の野菜を販売したり、珈琲を提供したり、写真を撮ったり、ものを書いたりする生活を送る。NYに住んでいた頃にはまったビールと珈琲が大好きで、夢はいろんな人に美味しい珈琲とビールを届けられる場所を創ること。

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