川の流れと共に過ごす、亜鉛板でできたスタジオ「Midden Studio」

Via:archdaily.com
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イギリスのマンチェスターの少し北にある山の中に、亜鉛板でできた、すごく個性的な外観の小屋があります。三角屋根が2つ連なり、壁面のひし形の模様が特徴的なこの小屋は、とあるアーティストのためにたてられた、小さなアトリエです。

studioweave.com
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亜鉛で囲まれた、メタリックな外観とは反対に、内装はすべてラーチ合板で仕上げられています。木目がとても特徴的なこの合板は、自然な風合いで、周囲の自然ともまるで溶け合うように、ごく自然にそこに佇んでいます。いくつか開けられた天窓や窓から優しい光が差し込み、室内をとても明るく照らしています。この自然な風合いの内装と光が、アーティストの作業の邪魔をしない、とてもよい環境を作り出しているのだそうです。

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室内と一言に言っても様々な場所があります。棚にかこまれたちょっと窮屈な場所もあれば、こんなふうに、天窓から優しく光が差し込む開放的な場所もあります。空間に緩急をもたせると、同じ室内でも使い方のバリエーションがぐっと広がり、豊かな暮らしができそうです。

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実はこの小屋、小川の上に建っています。床に開けられた開口部から、その小川を眺めながら過ごすことができるのです。上に立つのはちょっと怖そうですが、水の流れを見ていると、人間、不思議と落ち着くもの。家の中から川を眺められるなんて、ちょっと素敵です。川の流れる音も室内に響くそうなので、テレビや音楽などすべての音を消して、川のせせらぎを聞きながら、のんびり過ごしてみたいものです。

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この外壁を覆っている亜鉛板は、今回特別に作られたもの。外壁として耐えうるよう、丁寧に開発されたそうです。この銀色が、近くにある湖の水面と相まって、なんだか不思議な景色を作り出しています。

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借景のように、周囲の自然を取りこみながら建っているこのアトリエ。こんな環境なら、たくさんのクリエイティブな作品を生み出すことができるのではないでしょうか。

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