かわいいトレーラーと共に、大自然の中へ。「Vintage Overland Teardrop」

via: zeutch.com

キャンピングカーの旅は自由だ。走りたいだけ走り、好きな場所で泊まれるキャンピングカーは、大自然の中での原体験を可能にしてくれる。そんな旅をより快適にしてくれそうなトレーラーを紹介しよう。

Teardrop (涙のしずく)型トレーラーは、大型の角ばったものにはない、美しい曲線がウリだ。この「Vintage Overland Teardrop」は、ドアや窓はもちろんのこと、内部の仕切りもすべて曲線でできている。丸いレトロなホイールやテールライトが、ヴィンテージという名にふさわしい。

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設計者はアメリカのコロラド州のBritton Purserさん。はじめは自分の家族との旅行用にデザインしたトレーラーを、3種類の商品として開発した。以前はロフトの設計・建築をしていたそうだが、今は、銅製バスタブ職人と弦楽器づくりの専門家である2人の弟たちと共に、各自の得意な技術を生かし、1台ずつ丁寧に手づくりしているという。

このトレーラーはたったの317.5kgなので、小さめの車でも引っ張ることができる。外部は耐蝕性のいいアルマイト仕上げのアルミニウム、内装はバルトバーチ材の合板仕上げだ。広さは1.2m✕2.4m とダブルベッドが入るサイズで、大人2人がくつろぐにはちょうどいい。天井にはLED照明と換気扇がついている。収納庫もあるが、あとは極めてミニマル志向。デンマークの家具のようなイメージでデザインしたという。

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デザインはヴィンテージだが、太陽光発電を利用し、メモリフォームのマットレスや、USBポートも備えるなど、現代人のニーズにはしっかり対応している。タイヤはオフロード用だから、砂利道も林道も草原もOK。

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かわいいトレーラーを引き連れて、大自然の中に繰り出すと、そこには誰にも邪魔されない、自分たちだけの世界がある。シンプルで無駄のない空間で、ひときわスローな時間が味わえそうだ。

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