ミニマルな暮らしは「考える」暮らし

「小さな住まいで小さく暮らし、お金やモノから自由になれば、よりよく豊かに生きることができる」。

これまでの「小さな住まい」連載コラムを通して私たちが考えてきたことは、そういうことでした。

スクールバスをDIYで住居へと改造し、北アメリカを旅した家族の話「家族のかたち、家のかたち」。この記事は、もうすぐ離れ離れになってしまう家族が残された時間を濃密に過ごすために、それまで住んでいた大きな家から小さな家(スクールバス)へと住まいをダウンサイズして住みながら旅をするお話でした。

「小さく住まう、みんなで生きる」では、北欧のエコビレッジや現代のシェアハウス、そして昔の日本の長屋の話を通して、住まいを小さくすることで可能になるコミュニティ共生の暮らしを紹介。

「家とお金」では、大金を手にしつつも中古の車(ワーゲンバス)を住まい代わりに購入し、つつましくも等身大で自由に暮らすメジャーリーガーのお話でした。

そして、「二拠点居住と夏の家」は、北欧やヨーロッパでは一般的な「夏の家」を例にあげながら、日本における二拠点居住の可能性について探りました。

小さな住まいで小さく生きるには、前提として所有物を減らすことが大切です。

今回は日本で「小さな暮らし」を実践している方のお話を紹介しながら、モノを減らすことの先にある幸せな暮らし、豊かな暮らしの具体的なイメージはどんなものかを考えていきたいと思います。

▼ 記事本編はこちら

https://house.muji.com/life/clmn/small-life/small_171010/