自然の中で缶詰になりたい。作家の為の隠れ家「FALSE BAY WRITER’S CABIN」

原稿の締め切り前にはホテルの一室で、缶詰になって執筆に集中する・・・のもいいけれど、閉じこもるなら自然の中がいい。そんな作家のわがままに応えたキャビンがあります。
ワシントン州サンフアン島にある「FALSE BAY WRITER’S CABIN」は、Olson Kundig Architects によって設計されました。

この家は二つの部分からできています。
一つは、三面がなんとすべてガラス張り。こちらが書斎兼リビングです。まるで森の中に机を置いて執筆しているみたい!
目の前を通り過ぎる野生の動物たちまで観察できてしまいます。ガラス張りでない面は書棚となっており、さらには折りたたみ式のベッドまで収納されています。

もう一つの部分は鉄の壁に囲まれています。真ん中がエントランスで、左側がこじんまりとしたキッチン、右側にはトイレとシャワールームがあります。
この二つの部分を覆う大きな屋根は、降り注ぐ雨をすべてキャビンの裏側にしたたらせるようつくられています。
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この素晴らしい隠れ家ですが、気になるところがひとつ。いかにも脆そうなガラス張りの壁。部屋として使わない間、どうやって保護するのか……。
でも、ご心配なく。三方向へ張り出すテラスには、実はケーブルが仕込まれています。キャビンを使っていない時にはこのテラスが持ち上がり、ガラスの壁にぴったりと収まってシャッターの役目を果たすのです。
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缶詰になって集中しながら、開放感まで味わえてしまう秘密の書斎。物書きには喉から手が出そうなキャビンです。
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via:http://smallhousebliss.com/
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