世界の小さな住まい方

自然の中で缶詰になりたい。作家の為の隠れ家「FALSE BAY WRITER’S CABIN」

野原海明プロフィールアイコン | 2014.6.1
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原稿の締め切り前にはホテルの一室で、缶詰になって執筆に集中する・・・のもいいけれど、閉じこもるなら自然の中がいい。そんな作家のわがままに応えたキャビンがあります。
ワシントン州サンフアン島にある「FALSE BAY WRITER’S CABIN」は、Olson Kundig Architects によって設計されました。

この家は二つの部分からできています。
一つは、三面がなんとすべてガラス張り。こちらが書斎兼リビングです。まるで森の中に机を置いて執筆しているみたい!
目の前を通り過ぎる野生の動物たちまで観察できてしまいます。ガラス張りでない面は書棚となっており、さらには折りたたみ式のベッドまで収納されています。

もう一つの部分は鉄の壁に囲まれています。真ん中がエントランスで、左側がこじんまりとしたキッチン、右側にはトイレとシャワールームがあります。
この二つの部分を覆う大きな屋根は、降り注ぐ雨をすべてキャビンの裏側にしたたらせるようつくられています。
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この素晴らしい隠れ家ですが、気になるところがひとつ。いかにも脆そうなガラス張りの壁。部屋として使わない間、どうやって保護するのか……。
でも、ご心配なく。三方向へ張り出すテラスには、実はケーブルが仕込まれています。キャビンを使っていない時にはこのテラスが持ち上がり、ガラスの壁にぴったりと収まってシャッターの役目を果たすのです。
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缶詰になって集中しながら、開放感まで味わえてしまう秘密の書斎。物書きには喉から手が出そうなキャビンです。
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via:http://smallhousebliss.com/
http://timbiesphotography.com/

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野原海明プロフィールアイコン

Writer 野原海明

世界の小さな住まい方ライター担当。

のはらみあ。小説家。コンテンツライター、図書館司書、ときどき歌手。呑んべえ。

1984年群馬県生まれ。ちょっと変わった高校、尾瀬高校自然環境科の卒業生。利根村の農家にホームスティをして高校3年間を過ごす。お世話になったのは築100年にもなるという茅葺き屋根の家。かつての味噌蔵を勉強部屋と寝室に改築してもらった。

大学進学のため都内へ引っ越し、都市生活を5年間体験したが、海と山がある暮らしが恋しくなって2009年夏、鎌倉へ移住。小さいけど温かいコミュニティと、自然のある暮らしがやっぱりいい、と思う。

2012年、小説「コメリナ・コムニス」Kindle版を出版。文芸喫茶「まるくす」所属。同人に川村力、田村元、湯田陽子。

FB:mia.nohara
TW:@mianohara
HP:醒メテ猶ヲ彷徨フ海

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