ベトナムのホーチミン市には地域の若者が集まるコミュニティースペースが不足していた。そのため、教会を地域のコミュニティースペースとして作り変えることとなった。このプロジェクトに関わったのは、地元ホーチミン市を拠点に活躍する設計事務所a21studioだった。彼らは竹を用いたプロダクトデザインや、緑の草原に佇むフレームだけの教会など、実験的な建築物まで様々な仕事を手がける設計事務所だ。

限られた予算の中、彼らは知恵を絞る必要があった。最低限の材料と、教会がもともと持っていた廃材をうまく利用し、出来上がったのが、a21studioの建築した「The Chapel」だ。

カラフルな色使いと飾り板の装飾が美しいこの家は、2台のトレーラーを90°の角度で組み合わせてウッドデッキでつないだ、400sq.ft(約37㎡)の小さな家だ。 トレーラーハウスのオーナーの希望である「きれいなライン、豊かな質感、大胆な色使い」をインテリアデザイナーのKim Lewisはこの小さなスペースで実現してしまったのだ。