まだ僕らの祖先が農業を行う前、僕らの祖先は洞穴に住んでいたと聞く。 自然を加工し、石や木を使って家を建てるのは、そのずっと後のこと。機械工具なんてもってのほか、金属器だって手元に無い時代だ。ご先祖さまは、雨風をしのぐために、岩のくぼみや、洞穴や、木のかげに、縄を張り、倒木を立てかけて、自然に少しだけ手を加えて暮らしていたのだろう。

ポルトガルの首都リスボンから車で3時間の山間の町ファフェ。ここに先史時代の住居を思わせる岩の家がある。

かつて海外営業として働いていた筆者のお得意さんに、ミラノ在住のイタリア人がいた。彼は休暇があるとミラノから車で三時間半ほど北東に行ったところにあるドロミーティ山に出かけると言っていた。ドロミテとも呼ばれるそこはイタリア北東部にある山地で、東アルプス山脈の一部だ。この街にはヨーロッパ中から多くの人が訪れる有名な観光地で、スポーツ、スパ、美術館などが楽しめる。

今回ご紹介するのが、このドロミーティ山に建てられたスモールハウス「The Valley House」だ。

s3_01 西ヨーロッパ最高峰、モンブランの南東麓の地、クールマイユール。冬にはスキー客が、夏には登山客が訪れるイタリア有数の山岳リゾート地だ。アルプスにそびえるモンブランの陰に開かれるスキースクール「Scuola Sci e Snowboard Courmayeur」はフランスとイタリアの国境の東南を活動拠点のひとつにしている。

Cocoon Tree 01 小さい頃、ツリーハウスに憧れた人はたくさんいるのではないでしょうか。 木の上のツリーハウスは秘密基地のようで、自分だけの特別な空間を持てるのが魅力。最近のツリーハウスは、木の上に設置するものだけではなく、木にぶら下げるタイプのものも出ているのですが、今回ご紹介するのはその一つ、「Cocoon Tree」です。

山小屋に宿泊したことがある方ならご存知だと思いますが、そこは登山者のためのつかの間のオアシス。山の厳しい自然に立ち向かってきた人たちが、山小屋の姿を見てほっとするという話もよく聞くものです。

このNotch Mountain Shelterは、アメリカのコロラド州の山の頂上に立つミニマムハウス。ただ、登山者のための休息の地ではなく、どうやら個人の持ちものとのこと。頑丈な石造りの佇まいは、見るからに自然の風雪に耐え、ここにこもる人を守ってくれるシェルターといったイメージです。