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【書評】よそ者がいきやすい神山町で、働き方と暮らし方を考えてみる「神山プロジェクト」|YADOKARIの本棚

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2010年末から、人口約5900人の過疎地域にこぞって人が集まってきている。その模様を収めた本が今回紹介する「神山プロジェクト 未来の働き方を実験する」だ。

徳島県神山町は徳島市から車で西へ40~50分の距離に位置する。元々は林業が盛んな町だったが、2010年末から空き家の古民家を活用したワークスペースが作られ、ITなどのベンチャー企業を中心に全国から9社がオフィスを構えた。
これだけの企業が過疎地域に拠点を移す理由は、徳島県が県内全域に光ファイバー網を整備したことだけでなく、神山町が醸し出すウェルカムな雰囲気が移住者に人気だからだ。

このプロジェクトを仕掛けたのはNPO法人グリーンバレー。「日本の田舎をステキに変える!」をミッションに移住支援、空き家再生、アーティストの滞在支援を行っている。
本書は、神山に行った気分になれる様々なスポット紹介、居場所を神山に移した人たちの想いや行動、そして神山で数々のプロジェクトを仕掛けたグリーンバレーの軌跡で構成される。
移住者の生の声が多く紹介されていて、都会生活と神山生活の違いがその人を通して語られているのがおもしろい。

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多方面で注目される神山町の歩んだプロセスをたどることが、あなたの身の回りのことを浮き彫りにしてくれる。場作り・働き方・過疎対策に関わりのある方は一読の価値ありだ。

月極本3 特集「好きなお金、嫌いなお金。」

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