\ 未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」/ 人を惹きつける新時代の団地暮らし 〜「地域の中庭」としての団地の未来〜

◎未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」

 

未来団地会議 「鶴川団地プロジェクト」は、東京都町田市にある鶴川団地の住民や地域の方々、そして団地に住まいながら団地や地域との関係性づくりに取り組む「コミュニティビルダー」を中心に、団地の新たな魅力を創造・発信していく取り組みです。

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◎今回のイベントについて

2021年にはじまった未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」。昨年度は、絵本や紙芝居の読み聞かせを行う「団地でえほん」の継続実施や、地域で活躍する様々なメンバーと共につくりあげた「鶴川万福祭」の開催などを通じて、コミュニティビルダーを中心に鶴川団地や地域の方々との連携を深めてきました。

そして、今年度も引き続き盛り上がっていく「鶴川団地プロジェクト」のキックオフとして開催するのが、このオンライントークイベントになります。現代の新しい暮らし方の一つとして大きな可能性を秘めた団地の未来を、皆さんと共に考える時間となれば幸いです!

今回のテーマは、『人を惹きつける新時代の団地暮らし 〜「地域の中庭」としての団地の未来〜』

もともと団地には、商店街に遠足前の子どもたちが集まって駄菓子を買ったり、広場にさまざまな人が集い、遊んだり談笑したりする景色がありました。

今もその舞台としての中庭や商店街の賑わいが維持されている団地がある一方、建設から長年経過した多くの団地では、高齢化や、建物の高経年化の課題を抱えているという現状もあります。
地域コミュニティという目線においても、ミクストコミュニティの推進、周辺地域との連携強化といった、取り組むべき課題があります。

その一方で、自分の暮らしのすぐそばに、普段はなかなか混じり合うことのない人の暮らしがあり、ゆるやかに繋がることのできる団地暮らしに、魅力を感じる方も増えてきているのではないでしょうか。

今回は鶴川団地のコミュニティービルダーを始め、さまざまなエリアで「団地」という空間を捉え直し、団地とまち、まちと暮らしとの接点をつくっているゲストをお呼びし、「地域の中庭」としての団地の未来を考えていきたいと思います。

ゲストには、東京都国立市の富士見台団地内の商店街に、建築事務所兼シェア商店である「富士見台トンネル」をオープンされた能作淳平さん、埼玉県北本市の北本団地に、誰でも使えるシェアキッチン・スペース「ケルン」やジャズ喫茶「中庭」をオープンされた江澤 勇介さん、東京都足立区にある団地「いろどりの杜」のコミュニティビルダーである辻 麻梨菜さんをお招きして、お話を伺っていきます。

多世代が集まって住む団地だからこそ、これまで出会うことのなかった人々がゆるやかに繋がり、まちや地域に新しい風を吹かせるきっかけになるかもしれない。そんな団地の「これから」をつくるキーマンたちをお呼びし、豊かな暮らしのヒントを探ります。

団地の未来に関心がある方はもちろん、自分の暮らし方を改めて見つめ直して見たいという方も大歓迎です。みなさんのご参加、お待ちしております!

*イベントの様子は、後日、アフターレポート記事や動画アーカイブといった形で広報に使用される可能性がございますので、ご了承の上ご参加いただきますようお願い申し上げます。顔や声等が映りたくない方はカメラ・音声をミュートの上、ご参加いただきますようお願い致します。

◎こんなヒトに来て欲しい

・未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」に興味がある方
・団地のコミュニティに興味がある方
・地域コミュニティについて興味がある方
・町田や鶴川でやってみたいことやアイデアを持っている方
・これからの団地に興味がある方
・町田市在住の方
・コミュニティビルダーに興味がある方

◎イベント概要

【日 時】2022年6月29日(水)20:00~22:00
【開催方法】オンライン
【参加費】無料
【申込方法】peatixよりお申し込みください。(イベントページ:http://ptix.at/h29FZs
【参加方法】視聴ページからZOOMのURLを取得し、ご参加ください。
【主催】UR都市機構×YADOKARI

◎スケジュール

19:55 チェックイン
20:00 未来団地会議「鶴川団地プロジェクト」について
20:10 各ゲストの紹介、及び、団地での取り組み紹介
21:10 トークセッション
22:00 終了

◎ゲスト


能作 淳平(のうさく じゅんぺい)

建築家/富士見台トンネルオーナー

1983年富山県生まれの建築家。2010年よりノウサクジュンペイアーキテクツ主催。故郷の高岡で手がけた「高岡のゲストハウス」で第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展にて特別賞受賞。長崎県五島列島でのプロジェクト「さんごさん」に参加。2019年より国立市の富士見台団地にてシェアする商店「富士見台トンネル」をスタート。現在、東京理科大学、芝浦工業大学、東京都市大学にて非常勤講師。


江澤 勇介(えざわ ゆうすけ)
カメラマン/暮らしの編集室

1986年生まれ。埼玉県北本市を拠点としたまちづくり会社「暮らしの編集室」所属。マーケットの企画・運営、場の運営、文筆、編集、まちづくりなど、活動は多岐にわたる。本業は写真を撮る人。北本市内でシェアキッチン&シェアスペース「ケルン」北本団地「中庭」、シェアアトリエ「てと」の三つのスペースを運営中。


辻 麻梨菜(つじまりな)
いろどりの杜コミュニティビルダー

山梨県北杜市生まれ。東京暮らし13年目・団地暮らし2年目。2019年4月から東京と地元・山梨の里帰り二拠点生活を開始。二拠点生活をする中で、暮らしに密着した人と人のつながり、地域へ拡張する家族のあり方から「暮らしの豊かさ」を再認識。その反動で東京の無機質でモノクロな生活に違和感を感じている時に、築56年のリノベ団地「いろどりの杜」に出会う。団地コミュニティビルダーとして、住民と一緒にDIYやBBQを楽しんだり、地域との接点を作る「パン祭り」や「街開きイベント」の企画・運営、「シェア窯PJT」や「あだちシティコンポスト」など外部からの持ち込みプロジェクトをはじめ、団地を舞台に様々な取り組みに挑戦中。


石橋竣一(いしばし しゅんいち)
鶴川団地コミュニティビルダー

1993年 東京生まれ。
インドネシア、シンガポール、アフリカの経て、鶴川に流れ着く。
パーティー、イベントのディレクション、オーガナイズ、MC、などをしながら、プライベートで、都内のシェアハウスを主宰。ストリートダンスやコンテンポラリーなどを踊るダンサー。


鈴木真由(すずきまゆ)
鶴川団地コミュニティビルダー

1994年 東京生まれ。フィリピンと日本のハーフ。
イベントプランナーとして、イベントの企画や空間のディレクションに携わる。ウェディングパーティーのプランニング経験も多数。
本を読んだり、イラストを描くのが趣味。

◎ファシリテーター


伊藤 幹太(いとう かんた)
YADOKARI株式会社/エリアイノベーションユニットプロデューサー

1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。横浜市在住。
2019年よりYADOKARI(株) に入社。 自社施設「Tinys Yokohama Hinodecho」の運営を経て、行政や自治体、ディベロッパーと共に、様々な企画プロデュース・まちづくり支援を行う。担当に、RIDE ON シバヒロ(町田シバヒロ)、芹ヶ谷公園 芸術の杜プロジェクト、未来団地会議 鶴川団地プロジェクト、FOOD ART STATION(日ノ出町〜黄金町高架下)、Vivid Workers Place(グランモール公園)等。


山下里緒奈(やました りおな)
YADOKARI株式会社/エリアイノベーションユニット

1997年、東京都国分寺市生まれ。東京外国語大学を2年間休学し、デンマークへ留学。
アトリエのあるゲストハウスや3つの幼稚園でのインターン、フォルケホイスコーレでの暮らしの中で「遊び」や「余白」の価値観にどっぷり浸かる。帰国後も「遊び」を軸に、冒険遊び場や渋谷の実験区、ラジオパーソナリティ、ワークショップやまちの寮をつくる活動などを経て、2022年4月にYADOKARI入社。名前の由来がブラジル・リオのカーニバル。