\明日から、家賃の支払いがなくなったら何をする?/ YADOKARIが掲げるゼロハウス構想とは? ~2030年までに、リビングコストゼロの実現を目指す~

◎イベント概要文

暮らしの原点を問い直し、 これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。
「世界を変える、暮らしを創る」をビジョンに、「2030年までに、リビングコストゼロを達成する」をミッションに掲げ、暮らしに関わる企画開発プロデュース、 タイニーハウスをはじめとする可動産の企画開発・販売、遊休地の利活用・エリアイノベーションなどを主に手がけています。

YADOKARIが掲げている「リビングコストゼロ」とは、住まいにかかる家賃、光熱費など、生活にかかるコスト=リビングコストを「ゼロ」に近づけていくということ。

YADOKARIは、2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、住まい方を問い直す活動を始めました。
地震倒壊や津波で家が流されていく姿を目の当たりにする中で、長期ローンを組んだり、高い家賃を払ったり、家族や大切な人たちとの時間も満足に持てずに、住宅コストのために深夜まで働くような生活でいいのか?と。

豊かな時間を過ごしたいと思ったときに、住まいに関わる金銭的負荷を圧倒的に減らし(リビングコストゼロ)、可処分所得を人生の好奇心を育む時間や人、文化の醸成に再投資したい(富の再分配)。

そんな願いを込め、解決方法として創業から「タイニーハウス」「ミニマルライフ」「多拠点居住」「空き家」に着目し、場所・時間・お金に縛られないライフスタイル、リビングコストゼロ(住居費ゼロ)の実現に向けて、10年間に渡り活動を続けてきました。

例えば、UR都市機構・鶴川団地や、共創型コリビング・ニューヤンキーノタムロバに家賃無料で住まいながら、コミュニティ醸成を行うコミュニティビルダーを始めとし、
高架下施設「星天qlay」内に新たに誕生するレジデンス「YADORESI」では、住まいながら自己表現や小商いをすることができる「はなれマド」によって、間接的に家賃に充てることもできるかもしれません。

今回はYADOKARIの共同代表であるウエスギセイタが、YADOKARIが手がける「ゼロハウス構想」「コミュニティビルダー」事業に対する思いについてお話いたします。

たくさんのご参加、お待ちしています!

◎今回紹介するYADOKARIの事業

◉生き方を遊ぶ住まい「YADORESI」

2023年3月末オープン!神奈川県横浜市保土ヶ谷区・相鉄線星川駅〜天王町駅間高架下施設「星天qlay」内に誕生する、「食」「働」「癒」×「暮らし」が融合した、「生き方を、遊ぶ」住まい。

全部で22戸の住まい(全部屋1R・シャワーブース・トイレ付き)となっており、22人の入居者が集い暮らしながら、新たな自分と生き方の選択肢を探求・挑戦できる。

クリエイター向け協働制作スタジオ「PILE」、暮らしを豊かにする北欧カフェ「ロバーツコーヒー」が隣接しており、住人限定の特典も。また、全個室に付帯する、窓つきの小さなスペース「はなれマド」では、小商いやギャラリーなど、自由に使えてまちとの接点を持ちながらの自己表現が可能。

住人・コミュニティビルダー募集に関する詳細はこちら
HP:https://yadoresi-hoshiten.life/

◉共創型コリビングニューヤンキーノタムロバ

2022年4月に横浜市・弘明寺にオープンした、共創型コリビング。
コンセプトは「入居者の”クリエイティブ最大化”」で、13名の住人と、コミュニティビルダー1名(1年間家賃無料)が集い、生活を共にする。

入居者は選抜制となっていて、選考通過者は毎年4月に居住開始、翌年3月で住人全員が卒業(退居)する。
入居期間中にクリエイティブな活動に専念できる、刺激的な環境&ユニークな制度などがあり、それぞれの目標に向かって共創していく。1年間の活動の集大成となるイベント「ゼロフェス vol.1」は、2月18-19日に開催された。

HP:https://newyankee.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tamuroba/?hl=ja

◉鶴川団地

UR都市機構との連携の下、東京都町田市・UR賃貸住宅「鶴川団地」において、団地住民や町田市民、そしてそれらを繋げる為に新たに団地に住まう「コミュニティビルダー」を中心に、団地の魅力を創造・発信するプロジェクト。

建設から50年余りが経った団地が抱える高齢化、世帯人員の減少等の課題を解決することを目的に、コミュニティビルダーを全国から募集。団地の一室に暮らしながら様々な活動を通じて団地の魅力を創造・発信を行う。

◎こんなヒトに来て欲しい

・YADOKARIが手がけている事業に興味がある
・ゼロハウス構想に興味がある
・コミュニティビルダーに興味がある
・自分の暮らし方・働き方について考えるきっかけが欲しい

◎イベント概要

【日 時】2023年3月23日(木)20:00~21:30
【定 員】20名+オンライン50名(Zoom)
【参加費】無料
【会 場】qlaytion gallery or オンライン
【主 催】YADOKARI株式会社
【申込方法】http://ptix.at/w4FWLk
当日時間になりましたら、指定のURLよりご参加ください。

◎スケジュール

19:55 開場
20:00〜20:10 イントロダクション・ゲスト紹介
20:10〜20:40 YADOKARIが手がける「ゼロハウス構想」「コミュニティビルダー」事業紹介(鶴川団地・ニューヤンキーノタムロバ・YADORESI)
20:40〜20:50 各レジデンスの住人&コミュニティビルダー募集についてのお知らせ
20:50〜21:20 ディスカッション<ゼロハウス構想について>
21:20〜21:30 質問コーナー
21:30 終了予定

◎ 今回のゲスト


YADOKARI株式会社 代表取締役 / 上杉勢太

暮らし(住まい方・働き方)の原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。

暮らしに関わるメディア運営、可動産の販売・レンタル、開発プロデュース・まちづくり支援などを主に手がける。世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「YADOKARI.net」、タイニーハウス・可動産の専門サイト「Tinyhouse Orchestra」、全国の100均物件マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」などを企画運営。

自社施設として可動産を活用した日本初の高架下複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(グッドデザイン賞、ソトノバアワード場のデザイン賞)」、可動産イベントキッチンスペース「BETTARA STAND 日本橋」を企画・運営。黒川紀章設計「中銀カプセルタワービル」などの名建築の保全再生にも携わる。

著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし」(光文社)「アイム・ミニマリスト」(三栄書房)「未来住まい方会議」(三輪舎)「月極本」などがあり日本以外にも中国、韓国などアジア圏での出版も多数展開。


YADOKARI株式会社 エリアイノベーションユニットプロデューサー / 伊藤幹太

1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。横浜市在住。
2019年よりYADOKARI(株) に入社。 自社施設「Tinys Yokohama Hinodecho」の運営を経て、行政や自治体、ディベロッパーと共に、様々な企画プロデュース・まちづくり支援を行う。担当に、RIDE ON シバヒロ(町田シバヒロ)、芹ヶ谷公園 芸術の杜プロジェクト、未来団地会議 鶴川団地プロジェクト、FOOD ART STATION(日ノ出町〜黄金町高架下)、Vivid Workers Place(グランモール公園)等。


ニューヤンキーノタムロバ コミュニティビルダー / ダバンテス・ジャンウィル

1998年神奈川県生まれ、相模原育ちのフィリピン人。映画や音楽などアートに触れる環境で育つ。社会問題に変化を及ぼすアートについて興味を持つ。『クリエイティブ最大化』がコンセプトのシェアハウスニューヤンキーノタムロバに居住し、住人、街、人を繋げるコミュニティビルダーとして従事。

◎ 今回のファシリテーター


YADOKARI株式会社 エリアイノベーションユニット / 中谷優希

1996年生まれ。長崎県出身。大学期間中に経験した、オランダとドイツでのインターン留学をきっかけに、「暮らし」に強い興味関心をもつ。
2021年4月に新卒でYADOKARI株式会社にジョインし、現在は、京急電鉄高架下にある移動式タイニーハウス複合施設であり、まちづくりの拠点「Tinys Yokohama Hinodecho」の施設マネージャーを務める。その他「共創型コリビング ニューヤンキーノタムロバ」の企画・運営、デベロッパーの遊休地利活用案件、まちづくり・コミュニティ形成の企画・運営などを行う。