Cascade Park Model Homeは、アメリカのビルダーZook Cabinsが手がけたトレーラーハウスだ。4軸のトレーラーを土台に、長さ31フィート(9.5メートル)、幅13フィート(4メートル)の車体に家族の暮らしを収めている。
小さな家で大勢が眠るとき、誰かがソファベッドで我慢するのはよくあることだ。この家は、幅を広げるというまっすぐな方法でその前提を変えている。下の階に寝室をふたつ、さらにロフトを加え、大人数がひとつ屋根の下で眠れるようにした。
幅13フィートのトレーラーハウスという選択
北米のタイニーハウスの幅は8.5フィート(2.6メートル)が標準とされる。この家はそれを13フィートまで広げた。
そのぶん気軽に移動させるのは難しくなり、名前にあるPark Modelはその性格を表している。頻繁に引いて旅をする家ではなく、ある場所に据えて暮らすための家だ。
その代わり、この広さが室内にもたらす違いは大きい。長さ31フィートは北米のタイニーハウスとしては中くらいだが、幅がある分、ひとつひとつの空間にゆとりが生まれている。
外装は黒い波板金属に木のアクセントを添えたもの。引き締まった黒と木の温かみが、落ち着いた佇まいをつくっている。
小さなアパートのようなリビング
396平方フィート(36.7平方メートル)の間取りは、中央の大きな空間を軸に組み立てられている。そこにリビングとキッチンがまとまり、幅の広さをいちばん実感できる場所だ。
ソファのほかに4人掛けのダイニングテーブルが置かれ、高い天井と大きな窓から光がたっぷり入る。ふつうのタイニーハウスというより、小さなアパートに近い印象だろう。
内装はバーチ材で仕上げられ、床はビニール。キッチンはコンパクトながら、ステンレスのシンク、IHコンロ、冷蔵庫、電子レンジを備え、ラミネートのカウンターとバーチ材の棚が並ぶ。
バスルームには水洗トイレと特注の洗面台、そして広いウォークインシャワーがある。
引き戸の奥にあるふたつの寝室とロフト
この家のいちばんの特徴は、下の階にあるふたつの寝室だ。ひとつはバスルームの近くから、もうひとつはキッチンの横から、それぞれ引き戸で出入りする。
どちらもよく似たつくりで、ダブルベッドが置かれている。地上階にあるので頭上にゆとりがあり、立ったまま身支度ができるのがうれしい。
階段で上がるロフトには、もうひとつダブルベッドを置く広さがある。寝室として使うほか、収納や、家族がくつろぐ場所にもなる。
眠る場所がきちんと分かれていることは、大人数で暮らすうえで何よりの安心になるはずだ。
Zook Cabinsは米国本土全域に配送しているが、価格は明らかにされていない。気になる人は直接問い合わせることになる。
動かすことより、据えて暮らすことを選んだトレーラーハウス。限られた広さでも、引き戸で空間を仕切り、家族それぞれの居場所をつくる。その発想は、襖や障子で部屋を使い分けてきた日本の住まいにも、どこか通じている。
Cascade Park Model Homeのデータ
- 物件名:Cascade Park Model Home
- ビルダー:Zook Cabins
- 国:アメリカ
- 面積:396-sq-ft (36.7-sq-m)
- サイズ:length 31 ft (9.5 m), width 13 ft (4 m)
Cascade Park Model Homeのよくある質問
Q. Cascade Park Model Homeの広さは?
A. 床面積は396平方フィート(36.7平方メートル)。長さ31フィート(9.5メートル)、幅13フィート(4メートル)のトレーラーハウスだ。
Q. どこのビルダーが手がけている?
A. アメリカのZook Cabinsが設計している。同社は米国本土全域に配送している。
Q. 寝室はいくつある?
A. 下の階にダブルベッドの寝室がふたつあり、階段で上がるロフトにもダブルベッドを置けるため、寝室として使うこともできる。
via: https://newatlas.com/tiny-houses/cascade-park-model-tiny-house
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