• “一本足のツリーハウス”
    ひっそりと、森林の中に佇むこの住宅は、そんな呼称がとてもよく似合う。
    “Piil Tree House ”という愛称を持つこの住まいはエストニア語で「覗く/見る」を意味する“Piiluma”という単語にちなんで名付けられた。

    エストニアの森林内に建設された高さ4.25mに及ぶ“一本足[…]

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  • “あなたは自宅のベランダやバルコニーでどんな時間を過ごしますか?”

    そんな問いかけをすると、いやいや、過ごすも何もベランダは“洗濯物を干す場所”という認識だ。と答える人がきっと殆どだろう。戸建てでない限りは、洗濯物を干す以外の活用方法があったとしても、せいぜい小さな家庭菜園を行うと答える人が大半のように思う。

    しかし、北欧の人々の暮らしを覗いてみると、私達の認識とはやや異なり、ベランダやバルコニーでの時[…]

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  • 一滴の雫のような美しい形。
    柔らかい印象の外壁から漏れ出る光。
    まるでチャペルのような印象を醸しだしている―。

    今回は、東京の世田谷区の住宅地の一角にある洗練された佇まいをした「Lucky Drops」について。

    雫の家の愛称「Lucky Drops」に込められた想い、そして限られた土地を最大限活用し、外観から想像する以上の広さを実現するため、チャペルのような雰囲気を醸し出す光を集めるための工夫について[…]

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  • あまりにも“過去”を悔やみ“未来”を心配しすぎる私達

    過去の選択に苛まされたり、未来への不安に押し潰されてしまいそうになる時はあるという人は、少なくないだろう。

    人が最もストレスを感じる時。それは“過去への後悔”と“未来への不安”がある時だそうだ。実際にマサチューセッツ工科大学の実験でも、こうした感情がある時に人々のストレスレベルが上昇したという。

    “あの時別の選択をしていれば、より良い今になっていたかも[…]

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  • “愛のこもった料理”のイメージは手作りかつ温かい料理?

    誰かを料理でおもてなししたいと思った時、あれやこれやと試行錯誤しながらレシピを検索し材料を購入する。そして、少しでも手の込んだ料理をと考えて、相手の来る時間に合わせて調理をし、温かいうちに食べてもらえるようにする…。

    自分の食事ともなると少々ズボラだが、誰かとの食事で相手をもてなすとなると”手作り”かつ”温かい”料理を提供することで気持ちが伝わる。そうイメ[…]

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  • “休憩時間”と聞くと、どんな時間を想像するだろうか?

    仕事の合間のお昼休憩だろうか?それとも、職場から帰宅して初めて取れる時間だと思うだろうか?1人で過ごす時間だろうか?それとも、誰かと過ごす方が疲れが取れる方も中にはいらっしゃるだろうか。グーたらとソファに寝そべる時間を指す方もいるだろうし、逆に趣味に没頭する、忙しない時間こそが休憩という方もいるかもしれない。今回はそんな『休憩文化』がテーマだ。

    北欧、ス[…]

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  • あんまり頑張りすぎないでね。ほどほどに力を抜いて生きていいんだよ。どうしても自分に完璧主義を求めてしまう私は、幾度となく、そして幾人からこうした言葉をかけて貰ったことがある。本当に有難いし、まさにその通りだと思う。適度に力を抜いたほうが、長い目で見た時に持続性がある。だけれど、それが難しい。力の抜き加減が分からない。皆さんはどうだろうか。”適度”な頑張り加減、”適度”な休息。頭では分かっても、実際には「より良く」とか。「もっと[…]

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  • ムードフードって?
    「ムードフード」という言葉をご存じだろうか?雰囲気の「MOOD」と食べ物の「FOOD」を掛け合わせた単語である。心の雰囲気を変える食べ物、つまりは「気分を変える食べ物」のことを指す。中でも特に、不安や緊張・眠れないといったストレスによる心身への影響を緩和させる事が目的で取り入れられる事が多い。

    日本におけるムードフードの事例2選
    具体例としてメンタルバランスチョコレート「GABA」が挙げられる[…]

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  • 人生で初めてモッツァレラチーズを食べた時。
    人生で初めて海ぶどうを食べた時。
    人生で初めてポン・デ・リングを食べた時。

    “これを表す日本語を私はまだ習得できていない…”

    となぜか味や食感への感動、そして衝撃を上回るスピードで自分の語彙力のなさを悔やんだものである。静かに味わってひと時を楽しめ、と言いたくなるものだが言葉で言い表したくなる性分がこれを邪魔した。兎にも角にも、今まで出会っていなかった食材を初めて口に[…]

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  • とある不思議な人の話。

    各地の精米店やおむすび屋さんを巡る中、出会った精米店にて修行を開始。土鍋での炊き方からおむすびの握り方のイロハを学ぶ。お米の魅力にどっぷりと浸かった挙句、20種以上の品種を食べ比べ自分でブレンド米を作成し販売。そのブレンド米で握ったおむすびをマルシェにて販売する…。ほんの数行で伝わる異常なほどの米愛のある人物。何を隠そう。これは私のことである。

    夜な夜な自前の土鍋と羽釜をセットし、ウキウ[…]

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  • 小学校低学年の頃、父とお風呂に入ると必ず父は「いい湯だな、あははん♪」と歌っていた。
    「自分で入れた湯やないかい」と小学生らしからぬツッコミをする余裕など当時はなく。幼い私にとってはあまりにも熱すぎる湯にどこが”あははん♪”なのかさっぱり理解が出来なかった。
    だが、昨年の一人旅で体験した五右衛門風呂を熱いと思わなくなった自分。普段の設定温度が高いほど心地よいと感じる自分。大人になったのだな、あははん♪とそんなことを思った。[…]

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  • 私は、テイクアウトが好きだ。世界の中心でテイクアウトを叫ぶ。
    いつもは見向きもしないポストに投函されるチラシの数々。だが、寿司や釜めしのテイクアウトのチラシは悔しいが部屋までの数十秒間食い入るように眺めてしまう。好きの尺度を示すのは難しいが、それくらいの「好き」だ。ちょっと豪華な料理を自宅で気軽に食べられることに高揚感を抱くのかもしれない。兎にも角にも、幼い頃からテイクアウトの晩飯には心が踊った。心だけでなく実際に舞っていた[…]

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  • 会食恐怖症って?
    今夜の夕食は手巻き寿司にしようと思う。旬の鰹のたたきに、トロたくなんかも最高だ。1人暮らしにおける手巻き寿司の極意。それは、
    其の一:具材で誰とも喧嘩しないということ
    其の二:具材がカツオとねぎとろだけでも許されるということ
    其の三:海苔の枚数を数えなくていいということ
    其の四:別に手巻きしなくてもバレないということ
    等々。挙げればキリがない。しめしめ、今宵も御一人様を満喫できる…。そう考えてから[…]

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  • 2月末に突然海鮮が食べたくなって茨城の大洗に1人旅をした。初のカウンター寿司を堪能したのち、帰りに寄った水戸でせっかくならば、と茨城土産を購入することにした。水戸といえば、納豆。
    何を思ったか納豆を4種類も買ってしまった。切り干し大根が入ったそぼろ納豆に、藁納豆、天狗納豆など。とにかく食べ比べできるようにと購入した。

    突如始まった納豆ライフ。まず初めての藁納豆開封に苦戦し、なかなか藁住まいから離れぬ大豆達をあや[…]

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  • そもそも酒粕って何?
    熱燗の季節が終わり、少しずつ温かくなってきた今日この頃。ビールもいいけれど、季節によって味わいを楽しめる日本酒も最高。ぬる燗や冷酒なんかも美味しい季節に…。おっといけない。

    そんな季節によって楽しみ方を変える“日本酒”。今回は、そんな日本酒を造る過程で生まれる副産物“酒粕”がテーマだ。日本酒を醸造させる為に必要な酒母と呼ばれる酵母。酒母に蒸米・麹・仕込み水を加えて発酵させる“醪(もろみ)”を搾る段[…]

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  • “農業”と“農ある暮らし”の違い
    労働時間が長くて、休みが少ない。おまけに収入も不安定。
    “農業”というワードから連想されるイメージは必ずしもポジティブなものばかりとは限らない。
    事実“食を支える”というポジティブなイメージの裏側ではこうしたマイナスイメージ通りの現状が存在する。

    日本人の平均実労働時間が7時間54分と言われる中、7割を超える一部の農家さんが8時間以上働いている現状。中には12時間を超える農家さんも[…]

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  • 筧玲奈 さんのプロフィールが更新されました。 1年前

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  • 筧玲奈 さんがプロフィール写真を変更しました 1年前

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