俗世を楽しむ、ラグジュアリーなテント生活「Oasis」

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仰向けに転がって、朝が来るまで満点の星空を眺め続けていたい。まるで草原の一部になったように一日中寝転んでいたい。もちろん、風邪をひくこともなく、蚊に刺されることもなく。楽して自然を楽しみたい。

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ホテルや飲食店などが 提供する「グラマラス」なサービスと、自然に近づく「キャンピング」が合体したのが「グランピング」。これをセルフで行いたい。

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リトアニアの建築家Vytautas Purzerasによる「Oasis」は、そんな贅沢な願いを叶えるためにデザインされた。

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「Oasis」はちょっと大きな車で運べ、約半日の組み立て作業で立ち上がる。
床から立ち上がるアーチで組まれたドームに透明のテントが張られる。そのため、360度見渡す外部の景色をそのまま楽しみながら、室内で快適に過ごせる。陽射しが眩しく感じるときは、天蓋のようにカーテンを掛ければ良い。カーテンを掛けることでプライバシーを気にせずに、まったりと草原デートを楽しむことだってできる。

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収容人数は、最大6名。付属のソーラーバッテリーで携帯電話の充電も可能。アーチは防湿素材が組み込まれた化粧板で構成されている。二層構造の床は収納スペースになっている。夏場のスキー場や、広い牧草地などで水平部分に設置しするのも良さそうだし、リゾート地でなくても、都心の空き地などでカフェスペースとして設置しても良さそうだ。

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DIYなキャンプで、人が自然の一部であるということに気付き、自然界で平等に訪れる「生き死に」を受け入れるという啓蒙的な意味で「メメント・ モリ(死を 思い出せ)」という言葉が、時々使われる。この言葉には、その逆に「俗世を楽しめ」という解釈もあるようだ。俗世の気楽さと、DIYな自然の活動との、両方を楽しんでも悪くないかもしれない。そんな人間的なアクティビティが「グランピング」という言葉を産み出したのかもしれない。

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