#08 みんなで団地セルフリノベ。私のお部屋が生まれ変わりました(その1)|YADOKARI✕公社二宮団地
5月27日と28日に、公社二宮団地にある私の部屋で「団地リノベ体験ワークショップ」を開催しました。
実は、私の部屋は公社二宮団地でこの度新たに制度化された「セルフリノベーション制度」の第1号。この制度は、入居者自身がDIYで内層等の工事を行うことができ、退去時の原状回復が不要なのが特徴です。
私のお部屋は前の入居者の方が約40年間居住されていたこともあり、年季が入った状態。ところどころペンキが剥げているところをキレイにペイントしたり、和室をフローリングの部屋にしてキッチンとひとつづきの部屋にしたいと考え、今回、KUMIKI PROJECTさんのご協力のもと、ワークショップ形式で参加者の皆さんと私のお部屋のリノベーションを行いました。
初日はペンキで壁塗り。まずは参加者の皆さんの自己紹介と、今回のプロジェクトやワークショップについての説明を行ってから早速スタートです。
最初に、ペンキがついてほしくないところをしっかり養生します。マスキングテープやビニールなどで養生をしていくのですが、これが意外と骨が折れる作業で……もし自分ひとりだったら完全に挫けていました(笑)。
壁のちょっとした穴が開いているところやひび割れも埋めていきます。
しっかり養生できたら、さっそくペンキ塗りです。
今回使ったペンキは「ROOMBLOOM」の「雪明り」と「back and forth」の2色。みかん色のチョークペイントも使いました。
ペンキの付け方や塗り方を教えてもらって、ローラーで塗っていきます。
天井も塗りました。
玄関先の壁にはチョークペイントを。珍しいみかん色のペイントがお部屋のアクセントになります。
リビングの大きな壁は2色づかいで。もともと2色で塗ることは決めていたのですが、当日、せっかくならデザインしたら?という話に。どういうデザインにしようか、作業中ずっと悩んだ結果、このお部屋から見える富士山をあしらうことにしました。マスキングテープでデザインを決めて、ペイントすることに。
ペンキ塗りは小さいお子さんでもできます。いろんな年代の方々とわいわいしながらペンキを塗るのは、本当に楽しかったです。
リビングの壁も無事に完成。参加者の皆さんからも好評で、嬉しかったです!
今回はここまで。畳のお部屋をフローリングに変えた2日目の模様は、近日中にお届けします!
※6月3日(土)10~14時に、公社二宮団地の私のお部屋を使って「おてがるリノベ」完成住戸オープンルームを行います。団地でのセルフリノベでどんなことができるのか、そして私のお部屋がどう生まれ変わったのか、気になる方はぜひ足を運んでみてください。なお、6月4日(日)以降の内覧は予約制となります。神奈川県住宅供給公社 二宮団地現地事務所(電話:0463-80-9800(平日:9~17時))までご連絡ください。
(2017年6月2日記事公開)