【海外事例】野生の小動物と一緒に暮らすタイニーハウス。オランダの国立公園に佇む「Buitenverblijf Nest」

via: design-milk.com

オランダのホーゲ・フェルウェ国立公園に位置する「Buitenverblijf Nest(バウテンフェルブリーフ ネスト)」は、自然と一体化した特別な滞在を提供するタイニーハウス。
このキャビンは、ミニマルなデザインと高い持続可能性を兼ね備え、自然愛好家やミニマルな暮らしを求めるオランダの人々から注目を集めている。

自然環境に溶け込むデザイン

「Buitenverblijf Nest」は、まるで木々の中に浮かぶ鳥の巣のような佇まいが特徴だ。地元の自然や動植物のここちよい暮らしを尊重し、黒いスチールフレームが木々の間で目立たず溶け込む設計となっている。高さ8メートルのキャビンの中は、まるで自分が森の一部であるかのような感覚を味わえるという。

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高品質で持続可能な素材と設備

このキャビンは環境への影響を最小限に抑えるよう設計されており、高品質な持続可能素材で建設されている。オール電化の設備に加え、断熱性能の高い構造や屋根に設置されたソーラーパネルなど、環境に配慮した技術が随所に活かされている。エコフレンドリーでありながら、快適な滞在が約束された極上の住まいだ。

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野生動物が住める巣箱を設置

他にないこのキャビンの特徴は、外観に地元の野生動物が利用できる巣箱が組み込まれていることだ。
野鳥やコウモリ、キツツキなどが安心して暮らせるスペースとなっており、地域の生態系と共存することを可能にした住まいなのだ。したがって、このキャビンは人間だけでなく、動物たちにとっても居心地の良い「家」となっている。

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自然光が豊富な室内

かk室内は大きな丸窓や床から天井までのスライド式ガラス扉が設けられ、豊かな自然光が差し込む。森の景色を楽しみながら、明るく開放的な空間で過ごせる設計になっているという。木製の階段でつながる3層構造の室内には、キッチンやリビング、バスルーム、寝室がコンパクトながら機能的に、無駄がないよう配置されている。

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国立公園の中でミニマルな暮らしを楽しむ

「Buitenverblijf Nest」は、特別な資格や条件なしで誰でも利用できるキャビン。一泊約179ドル(約26,000円)で、まるで木の上に住まいを構えているかのような、唯一無二のユニークな暮らしを体験できる。そう考えてみると、そこまで高くはないだろう。

自然や動物たちの暮らしと調和しながらも快適さを犠牲にしない「Buitenverblijf Nest」。オランダに訪れた際には訪れてみたい、ユニークなタイニーハウスの一つだ。

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