【海外事例】小さな家に詰め込んだ、“ふたりの好き” 母娘のトレーラーハウス「Brava House」

ポルトガルの静かな森の中に、ぽつんと佇む小さな住まい「Brava House」。このモバイルタイニーハウスは、アーティストのお母さんと娘さんのために設計されたもの。手がけたのは、自然素材とクラフトマンシップに定評のある建築ユニットMadeiguincho(マデイギンショ)だ。
深みのあるブラウンが際立つ、落ち着いた佇まい
家の外観には、日本の焼杉を使った深みのあるブラウンの外壁が採用されており、森の風景の中でもしっかりとした存在感を放ちながらも、自然と溶け合うように静かに佇む。外から見るとキリッと引き締まった雰囲気があるが、内側にはあたたかな世界が広がっているという。

自分らしさが詰まった、心ときめく空間
扉を開けると、そこには木のぬくもりあふれるあたたかい空間が。壁も床もナチュラルな木材で統一されており、ほっとするようなやさしい雰囲気。
お気に入りの絵画や小物たちがあちこちに飾られ、カラフルでかわいらしいお布団がベッドに敷かれていて、お二人の「好き」がぎゅっと詰め込まれている。小さな空間なのに、暮らす人の個性が感じられる――そんな“心ときめく”居場所ができあがっている。

機能美と快適性を兼ね備えた設計
ロフトベッドへとつながる階段は、収納を兼ねた機能的なデザイン。
コンパクトなキッチンやバスルームは、バーチ合板のキャビネットで美しくまとめられ、清潔感とあたたかみが同居しています。ポルトガル産のパイン材の床が全体をやさしく包み込み、どこにいても居心地の良さを感じられるつくりに。


デッキで過ごす、自然との時間
家の外にはウッドデッキが広がり、読書やコーヒー、アート制作など、好きな時間をゆったり楽しめます。収納付きのベンチもあり、実用性も抜群。周囲の森の景色と風が、暮らしの背景にいつも寄り添ってくれます。

自分の「好き」と向き合って、空間をつくってみよう
小さな空間ながらも、丁寧に選び抜かれたものたちで満たされた「Brava House」。そんな素敵な空間が生まれた背景には、自分の「好き」と向き合いながら、本当に大切なものを何度も見つめ直した時間があったのだろう。この場所との出会いを通して、ふたりにとって“自分らしく暮らすこと”の意味をあらためて考えるきっかけになったのかもしれない。
もし自分がタイニーハウスに住むとしたら、どんな空間ができあがるだろう。考えるだけでワクワクしたり、気づけば、家の中の「好きじゃないもの」を見直しはじめている人も少なくないのではないだろうか。
via:
archdaily.com
madeiguincho.pt

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