わあ、おしゃれな家!思わずそんな声があがりそうなこの家は、アメリカ・ワシントン州のポート・タウンゼントにあるプレハブ工法を得意とするGreenpod社が建てました。会社名である「Greenpod(緑の鞘)」から推察できるように、彼らはサスティナブルで健康に配慮した家づくりを展開しています。
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YADOKARIファンの皆さんと未来の住まい方を考えるコミュニテイ YADOKARIサポーターズ。実際にスモールハウスをDIYしたり、セルフリノベーションにチャレンジされているメンバーも多いのです。「YADOKARIサポーターのセルフリノベーション実践編」では、メンバーの新しい住まい方実践例をご紹介します。「ここがいいね!」「困った点を改善するノウハウを知っている」など、皆さんのVoiceもお待ちしています。Case #1は、築100年の国登録有形文化財をカフェにセルフリノベーションした、TRAYCLE Marketさんを紹介します。

作り手からのMessage
築100年の有形文化財をリノベして南房総の海を見ながら美味しいフェアトレードコーヒーを楽しめるコーヒースタンド「TREACLE Market & Coffee」完成&オープンしました。本当は「リフォームの実況中継を毎日する」と思っていたのですが、とにかく天井が高い!壁や床の面積が広い!ので、やってもやっても終わらない状況で、なかなかご報告できませんでした。
完成まで本当に大変でしたが、有形文化財の古い良さを生かしつつ(特に2階の元和室は大正時代にタイムスリップしたような雰囲気のままです)モダンで清潔感のあるカフェに仕上がったと思います。
深夜2時に終わりの見えないタイル貼りをしている時も、高さ2メートルの脚立の上でグラグラしながらペンキを塗っている時も、いつもお客様がこの場所で気持ちよさそうにコーヒーを飲んでいらっしゃるところを想像しながら頑張ることができました^^ 妄想が現実となり、たくさんの方がリラックスして日々を疲れを癒していただけるような、元気のない時もここに来たら幸せな気持ちになるような、気分のいい時はここで歌い出したくなっちゃうような、そんな場所になれたらいいなと思っています!
( YADOKARIサポーターズのコミュニティに投稿いただいたメッセージより編集抜粋)
YADOKARIからのQuestion
Q:あなたがリノベーションした物件の広さを教えてください。
約60㎡x2階

Q:物件はどのように探しましたか。差しつかえない範囲で立地も教えてください。
実家所有の築100年の国登録有形文化財です。 千葉県館山市館山95-70
Q:リノベーションしたのは、家のどの部分ですか。
階段、浄化槽、床(全体)、壁(全体)、キッチン、カウンター、トイレ、基礎補強


Q:建材はどうやって入手しましたか。
築100年の建物の建材をできるだけ再利用しました。

Q:リノベーションするなかで一番苦労した点は何ですか。
床の六角モザイクタイル貼り

Q:家のなかで一番自慢したいポイントはどこかを教えてください。
1階カウンターと2階全体



Q:改善したいところはありますか。
1階天井がまだ塗りきれていないので、塗りたいです。
Q:セルフリノベーションしようと思った理由を教えてください。
浄化槽と階段の工事に想定以上の予算を使ったため、自分たちでできるところはセルフリノベしました。また、自分たちで施工する事で思い入れのある建物がさらに特別な存在になると思い、セルフリノベにしました。
Q:参考にした本やウェブサイトなどの資料があれば教えてください。
『商店建築9』など。
Q:今後、家をどのように活用していく予定ですか。
昼はフェアトレードのコーヒースタンドとして、週末の夜はエシカルな映画を上映するミニシアターとして、また音楽鑑賞会などのイベントも予定しています。


爽やかな外観が素敵なカフェ。人が住み継いだ歴史ある建物を人の手で再生したからこその居心地の良さが、写真からも感じられますね。このカフェに座って夕焼けを眺めていたら、気持ちがリセットされそうです!
小さな住まい方や暮らしを手作りすることに興味のある方、YADOKARIサポーターズのコミュ二ティに入りませんか(無料・承認制)。ご希望の方は、下記フェイスブックコミュニテイにご参加ください。コミュニティでは、サポーターズによる多くの事例が投稿されています。 YADOKARIは、新しい住まい方を模索する仲間をお待ちしています!


二宮町の観光スポットである吾妻山での1枚。この時期は菜の花とサクラのコントラストが楽しめます
こんにちは。YADOKARI編集長の大井あゆみです。
先日、この記事(【募集】2018年3月まで家賃が実質無料!神奈川・二宮団地で二拠点居住しながら豊かな暮らしを発信するライター、募集します!)を公開して、非常に大きな反響をいただきました。興味を持っていただいた方、ありがとうございました。すでに数名の方からのご応募もいただいております。(まだまだご応募お待ちしております……!)
私は現在東京都内に住んでいますが、6月から本格的に神奈川県二宮町にある公社二宮団地の1室を借りて、東京と二宮の二拠点居住を始める予定です。でも、このお話をいただくまでは、二宮町がどんなところなのか全く知りませんでした。二拠点居住をすることが決まった今でさえ、団地周辺にどんなお店やスポットがあるのかすらよくわかっていないんです。正直言うと。
このままではせっかくの二拠点生活が楽しめない……と思い、今回、地元に詳しい方に案内していただきました。
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月極本3 特集「好きなお金、嫌いなお金」(2000部限定)について
「お金」って何だろう。日々、生きていくうえでお金は必要不可欠なものだけど、「はたして本当になくてはならないものだろうか」。そんな素朴な疑問が、今回の特集テーマの発端です。
経済成長の見込めない世の中にあって、盤石だった資本主義経済にもどうやら陰りが出始めています。パラダイムシフトが世界の至るところで起き、もしかすると金銭のやりとりのない社会って意外にすぐそこまで来ているのかもしれません。
今号は、渡邉賢太郎さんにお話を伺いました。元三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社員だった彼は、金融のど真ん中で働きながら、お金の本質に疑問を抱き、4年前に会社を辞め、いざ世界46カ国を巡る旅に出ます。2年間の旅を終え帰国した彼の結論とははたして何だったのか。
はじめて吐露されるYADOKARIの葛藤話なども含め、お金についての本音が次々と明かされる白熱トークは必読です。そのほかにも東京アーバンパーマカルチャー主宰のソーヤー海さんが考えるギフトエコロジーについての論考、お金という観点で選んだお馴染み世界の住宅案内などもりだくさん。ご期待ください。
月極本3 主なコンテンツ
・資本主義、終わりのはじまり/渡邊賢太郎
・ギフトエコロジーのはじめ方/ソーヤー海
・世界の小さな住宅案内
・スペシャルリポート、森のコミュニティ
・個性派書店が選ぶ、お金を知るための50冊
・お金の祖先/赤瀬川原平
・旅とお金/フォトエッセイ:西山勲
販売価格:1800円(税込1944円)
(160 pages / 173 x 108 mm )
※書籍内全てのコンテンツは著作権保有者の許可を得て使用しております。
月極本 特設ページ・購入はこちら

フォルクスワーゲンのボックスバンに乗って、旅をしながら生活することを夢見ているひとは少なくないかもしれない。
しかし、それを行動に移している人は実は多い。インスタグラムのなかで見つけたその暮らしぶりを、ぜひご紹介したい。
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ベネズエラ料理をマスターしたアメリカ人のアリッサさん
世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人(COOK)と食べる人(HIKER)をマッチングするWebサービス、KitchHikeです! 旅先で現地の人を訪ねて、世界中の食卓を実際に取材してきた模様を臨場感たっぷりにお届けいたします。
第13回目は目黒に住むアリッサさんの食卓へお邪魔しました!
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英国ロンドンから北東に2時間ほど、のどかな農村地帯Long Melfordにこの小さなキャビン「Tickety-Boo」があります。3~4日以上ゆっくり滞在して休暇を楽しむ人のために貸し出されている宿泊施設です。「Tickety-Boo」は、この地方のお国ことばで「すべて順調、快調」といった意味だそうで、その名のとおり、なんとも可愛らしく居心地のよさそうな休暇小屋です。
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図書館は、本を借りるためだけではなく、地域コミュニティにさまざまな形で貢献する存在。生涯学習の場になったり、カルチャーイベントが開催されたりすることもある。そんな社会的インフラである図書館だが、「用がないと立ち寄らない」という人が多いのも実情。けれど、こんな図書館が街の公園に現れたら、きっとふらりと立ち寄ってしまうのではないだろうか。 (さらに…)
ヨーロッパの都市では、週末などに広場でマーケットが開催されることがよくある。郊外にある農家が新鮮な野菜を持ち込んで所狭しと屋台に並べたりするのを、市民も心待ちにしている。スーパーマーケットで購入するよりも、顔の見える生産者から直接とれたてのフレッシュな食材を購入したがる消費者が多いのだ。
けれど、意外と侮れないのが屋台を出展する生産者サイドの負担。設営の煩雑さだったり、セキュリティの問題が、人手不足の農家を悩ませがちだ。しかし、中欧のチェコ共和国でデザインされた「緑の屋台」は、そんな悩みをあっという間に解決してくれる画期的な構造だった。 (さらに…)
登山者にとって、山小屋は命綱のような存在です。居心地が悪いと十分な休息が取れず、後々の行程に影響が及ぶでしょう。冬季の悪天候でも影響を受けない強靭な構造も求められます。かといって大仰な山小屋を建築することは、自然環境への負荷が大きい。そんな登山者たちのジレンマを解決するための実験的なキャビンが、欧州スロベニアの山に設置されました。神々しさすら感じさせるそのキャビンの秘密をご紹介いたします。 (さらに…)
「住まい」に求めるものは人それぞれだと思いますが、「暖かい」という要素はかなり大事ではないでしょうか。少ない暖房でも家を暖かくするには、壁に入れる「断熱材」が大きな役割を果たします。
断熱材の素材はさまざまですが、近年ではエコロジーに配慮し、天然素材(羊毛など)も使われるようになっているようです。以前ご紹介したカナダのエコリゾート「Domaine Floravie」では、ヘンプ(産業用大麻)の断熱材を使っていました。今日ご紹介する家では、なんと「麦わら」を断熱材として使っています。
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この春、YADOKARIの新プロジェクトが始動します!
神奈川県住宅供給公社が現在再編中の「二宮団地」の部屋をお借りして、来年3月までの約1年間にわたって二拠点居住や団地リノベーションを楽しむプロジェクトを行います。
二宮団地とは?

神奈川県中郡二宮町にある二宮団地は、昭和40年代に87ヘクタールの里山に開発された住宅地です。東京都内から電車や車で1時間ほどの場所にもかかわらず、里山に囲まれ、湘南の海や富士山などを望むことができるのも魅力のひとつです。
二宮団地は建設から50年が経過したことを機に、現在“さとやまライフ”をキーワードに再編プロジェクトを展開しています。共同農園やコミュナルダイニングなどの共同施設を整備したほか、地域の木材を活用したリノベーションも行っています。また、従来の入居要件を緩和し、二拠点居住や在宅ワークも可能になりました。
今回、YADOKARIが1年間限定でお借りする部屋は、全部で4部屋。
デザイナーのチョウハシトオルさんは、ご自身でセルフリノベーションされたお部屋に入居される予定です。今後、大磯町を拠点に活動する建築家の岸田壮史さんも入居することが決まっています。

チョウハシさんのお部屋の様子。ご自身でセルフリノベーションされました
また、YADOKARI編集長の大井あゆみも入居します。二拠点生活しながら、団地でのセルフリノベーションや二宮町の人々との交流を楽しむ予定です(その様子は特設ページでもご紹介します!)。

今回入居者を募集するお部屋と同じタイプのお部屋。フルリノベーションしたお部屋にご入居いただきます
そして、今回、残りの1部屋に入居いただき、二宮団地ライフの記事を執筆いただく「暮らし体験ライター」を1世帯募集します。記事執筆料として、2018年3月までの家賃相当額(月額45,800円)をYADOKARIがお支払いしますので、なんと家賃が約10カ月間実質無料!団地暮らしに興味がある方、二拠点居住を始めてみたい方、ぜひご応募ください。
※なお、今回モニターとしてご入居いただくお部屋と同タイプのお部屋をご覧いただける内覧会(事前予約制)も実施します。
(2017年3月31日記事公開)
二宮団地 暮らし体験ライター募集要項
※募集は終了いたしました。多数のご応募、ありがとうございました※
■お部屋の概要
・A4タイプ(1R(約18.1畳))
※2DKのお部屋を1Rに間取りを変更し、フルリノベーションしたタイプです。詳細はこちら。
■募集条件
・2018年3月末日までの間、二宮団地に毎月通うことができる方
・顔出しで記事に登場することができる方
・毎月記事を2本執筆することができる方(執筆いただいた記事はYADOKARIに掲載します)
・YADOKARIや神奈川県住宅供給公社などが開催する二宮団地関連のイベントに参加できる方
■注意事項
・入居時には神奈川県住宅供給公社と賃貸借契約を締結していただきます。また、月収基準など、公社の定める申込資格を満たすことが必要です。
・モニター料として家賃相当額(月額45,800円)をお支払いさせていただきますが、家賃、共益費、駐車場使用料をはじめ、それ以外に発生する費用(敷金や引越代、現地までの交通費、光熱費など)は入居者自身の負担となります。
・モニター期間終了後は、そのまま入居し続けることも可能です。
■応募時記入内容
・氏名(一緒に入居される予定の方全員分、同居者は続柄も記載)
・性別
・年齢
・連絡先
・現住所
・応募した理由(200字程度)
・二宮団地に入居したらやりたいこと(400字程度)
■選考までの流れ
締切は4月28日。ご応募いただいた内容を審査後、面接や現地視察などを行い、5月19日を目処に合格者にご連絡いたします。
■内覧会
※終了いたしました※
モニターとしてご入居いただくお部屋と同タイプのお部屋をご覧いただける内覧会(事前予約制)も実施します。
日時: 4月15日(土)・16日(日) 11時〜14時
場所: 神奈川県住宅供給公社 二宮団地 22号棟 2247号室 (神奈川県中郡二宮町百合が丘2丁目29番22)
内覧会は「事前予約制」となっております。
■お問い合わせ
今回のプロジェクトに関するお問い合わせは yadokari.writer@gmail.com までご連絡ください。