双子のイエ。480万円・土地99.82坪

双子のイエ2

浅間高原に建つこの2つの家は、宮沢賢治の童話「双子の星」のお宮のように、2つ仲良く並んで建っている。”天の川の西の岸にすぎなの胞子ほどの小さな二つの星が見えます。あれはチュンセ童子とポウセ童子という双子のお星さまの住んでいる小さな水精のお宮です。”(宮沢賢治「双子の星」)

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林の中に仲良く並ぶ、間取りの違う2つの家

今回の物件は、木立の中に仲良く並ぶ、互い違いの屋根の2棟だ。2つあわせて1セットとなっている。仲の良い双子のイエを、どうしたって引き裂くわけにはいかないから。

寄り添う2つの家は、ホワイトチョコレートとビターチョコレートのような色違い。間取りもそれぞれ違う
二卵性双生児だ。仮に、東側に建つホワイトの家をポウセ童子、西側のビターの家をチュンセ童子のお宮に例えてご紹介してみよう。

妹・ポウセ童子のお宮は、10帖の広いダイニングキッチンが魅力的だ。料理好きの仲間を集めてパーティーが開くなんてどうだろう。得意の料理をみんなで交代で作って、ストーブを囲んで長い夜を楽しもう。6畳と4畳半の和室があるから、大勢で泊まっても部屋割りがしやすい。

兄・チュンセ童子のお宮には、広い洋間とデッキがある。洋間は、クリエーター同士で使うアトリエにしてみるのもいいかもしれない。アイデアに詰まったら、キッチンでコーヒーでもいれて、デッキに出て一休みしよう。高原の風がスランプを切り抜ける手伝いをしてくれるだろう。

仕事場と居住スペースにする? 友人同士で使う?

双子のイエは、ぜひともセットで仲良く使ってほしい。チュンセ童子のイエをアトリエなどの仕事場にするなら、ポウセ童子の家をくつろぎの居住空間としてみるといいかもしれない。

または友人同士、2つの家族で共有して使うのもおすすめだ。同じ敷地内とはいえ建物は分かれているから、気兼ねなく水入らずの時間を過ごせるだろう。庭は共有だから、バーベキューをするときはみんなでわいわい楽しめる。どちらかの家族が来られないときにも、お互いの家を管理できるという利点もある。

EDITOR’S EYE
気をつけて欲しいのは、どちらの家も建てられてから長い歲月が経っているので、改造が必要だということ。でも、好きなように改造できる楽しみがあると考えれば、それもまた嬉しい事かもしれない。

 
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取扱い不動産会社
㈲ハイランドリゾート
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字成沢10-91
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情報提供元:別荘リゾートnet