自宅の庭にも隠れ家を、作家のための物語の家「Writer’s Shed by Weston Surman & Deane」

作家には独りきりになり、普段の生活から切り離されて集中できる空間が必要だ。でも子どもが小さかったり、家事をしなくてはならなかったりすると、なかなか長い時間自宅を離れているのは難しい。それならば自宅の庭に、創作のための小屋を建ててみるのはどうだろうか。

ロンドンのとある庭の奥に、絵本作家のための隠れ家がある。
この小屋の設計はWeston Surman & Deane Architectureで、Architects’
Journal Small Projects Competition 2014
にも選出されている。

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小屋の正面は杉材のスノコ状の板に覆われており、夜になると室内の灯りがやわらかく庭にこぼれ出す。非対称の屋根と、壁をくねくねと伝う煙突がユーモラスで、まるでこの小屋自体が童話や神話の世界にあるようだ。

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大きなスライドドアはガラス張りになっているので、自宅に居る他の家族は中の様子をうかがうことができる。夜になれば灯りももれ出るため、作家がそこにいるとわかり安心だ。それでもちゃんと、創作のための机は外からは見えないところに用意されている。机の前には大きな天窓があり、昼間は自然光の下で作業をすることができる。

スライドドアの前は屋根付きのテラスになっており、脇にはストーブのための薪木が収納されている。スランプに陥ったら、このテラスから庭を眺めるなんていう気分転換もできそうだ。

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Via:
http://www.dezeen.com/
http://www.catalogodiseno.com/