場所を選ばず自由に暮らす「Sustainer Homes」の究極のエコハウス

Via : sustainerhomes.nl
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もし、電気や水道を気にせず、自由に家を建てる場所を選べるとしたら?砂漠の中に突如現れる家、大草原の中で草と一緒に呼吸する家、海辺で太陽と共に目覚める家……。
アムステルダムのはずれに本拠地を置くサステナー・ホームズは、そんな現実離れした家を実現するアイデアを発表した。

サステナー・ホームズが目指すのは完全自給自足型のコンテナハウス。このコンテナハウスなら、場所を気にせず、自分の住みたいところに設置するだけで生活をスタートすることができる。

Via : humble-homes.com
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だが、本当に生活する上で欠かせない電力や水をこのコンテナハウスだけで作り出すことができるのだろうか?
まず、電力エネルギー。サステナー・ホームズのコンテナハウスを見てみると、外観に大きな風車が付いているのが目につく。この風車と、屋根に取り付けられたソーラーパネルによって電力を生み出しているのだ。この2つの組み合わせで、この家に住む一世帯が使うのに十分なエネルギーをまかなうことができるという。

Via : nieuws.eneco.nl
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次に水。生活用水は雨水を利用している。雨水は屋根から集められ、ろ過装置によって、飲み水へと姿を変える。さらに、生活排水は特別なフィルタを通って再びきれいな水へと生まれ変わり、地面へと戻っていく。

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気密性や断熱性能にも優れている。高性能のヒートポンプのおかげで、コンテナハウスのイメージを覆す、夏涼しくて冬暖かい家を実現した。

今後は、これらのシステムをスマートフォンなど1つのデバイスで管理する「スマートハウス」化にも取り組んでいくという。スマートハウスが実現すれば、電力を無駄に使っているときにアラートを出して知らせたり、スマートフォンなどで電気の使用状況をチェックして、外出中に家の電気をコントロールしたりする、といったことも簡単になる。また、例えば、「寝る準備をする」とスマートフォンに話しかけるだけで、電気を消したり、扉の鍵を閉めてくれたりする、といったことも可能になるだろう。

この究極のエコハウスを作ったサステナー・ホームズ。実は7人のメンバーが立ち上げたスタートアップだった。
彼らは「環境に優しく、手ごろな価格のスモールハウスを作りたい」という思いでこのサステナー・ホームズを立ち上げた。その思いの裏にあったのは、家賃の高騰や、都市部の無秩序な拡大、エネルギー資源の無駄遣いといった問題に対する危機感だったという。便利な都会の生活を離れて、自然の豊かな場所でのびのびと暮らす、このコンテナハウスの発想は、そんな生活を実現するヒントになるかもしれない。

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