築200年の家をリノベ。白く輝くイビザの小さな楽園「The Little House in the Campo」
起伏の激しい北イビザの山の中にある、築200年のこの家を、白く輝くゲストハウスとして作り変えた。
建物のもともとの特徴は残しつつ作りかえた。サビナと呼ばれる美しい梁を残し、キッチンとバスルームは古い石の壁をそのまま使った。素材はこの島で伝統的に使われているもののみを使用。イロコという木材を使用した窓枠やコンンクリート、白亜石の壁など美しいものでこの家は溢れている。
この建物はしばらく使われておらず、コンディションはお世辞にもいいとは言えなかった。そのおかげと言っては何だが、インフラはモダンに、オフグリッドにできた。水は井戸からきており、ソーラーパネルで温水や床暖房、電気をつくっている。
古さと新しさ、艶やかさと素朴さ、明るさと暗さその全てのバランスが取れており、そのコントラストがなんといっても良い。山から見渡せる素晴らしい景色や、果物の木や自家菜園、自宅前のヨガのスペース。ここは別世界の楽園、イビザ島の中の白く輝く楽園のようだ。