フランスの庭に巨大キノコ!? 想像力をかきたてるキノコの家
フランスのとある庭に大きなキノコがニョキニョキ生えてきた……!? でも、よくみるとちゃんと扉がある。これは自然に生えたキノコではなく、ちゃんと人間が建てた小屋なのだ。
コリン・ジュリエット・デトロヤと クロード・パスキエによって建てられた「キノコ」たちは全部で4つ。大きさもさまざまだ。一番大きいもので高さは 3.25メートルほど、冠の直径は2.8メートルもある。鉄格子にロープを張って壁を作り、冠のパートには鉄のメッシュを張っている。
キノコの中には4つのベンチと小さなテーブルを設置。子どもたちが中に入って遊ぶことができるため、かくれんぼに最適だ。建物の中の内臓スピーカーからブルーストゥースを使って、iPhoneやiPadなどから音楽を流すことができるというハイテクな一面もある。曲によって遊び方や雰囲気も異なってくるだろう。
夜になるとその網目から光が漏れて黄金色に発光する。中に入っても幻想的だ。優しく照らされた赤い照明が360度囲まれた網目のロープを照らし、異次元空間に飛ばされたような、そしてまるで高級ホテルの中にいるようなラグジュリアスな感じさえ醸し出す。このような場所があれば、子どもたちだけでなく大人たちも想像力をかきたてるのではないだろうか。
