インダストリアルな納屋を改造して実現。自然との境界線のない家
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メルボルン在住でアクセサリーのデザイナーのPierinaさんは、林の中にアトリエを持つことが夢だった。彼女は、車で1時間半ほどのところに理想の土地を見つけたのだが、山火事が多発するオーストラリアでは、山林内での建築に関する規制が厳しく、工事開始の許可を得るまでに1年半もかかったという。
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しかし、ファームの納屋を改造するという名案のおかげで、時間もコストも削減することができた。内装はシンプルなモノトーン。黒くステインした天井と美しいコンクリートの床がうまく調和し、スタイリッシュな照明と薪ストーブが、インダストリアルな雰囲気を醸し出す。
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正面と裏側の外壁には波形のスティール、両サイドには半透明のポリカーボネートを使用。半透明の壁は、明るい光を通すだけではなく、そこに映るユーカリの木が楽しい影絵を提供してくれる。
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Pierinaさんのリクエストは「どの部屋からも景色が見えること」。そのために、大きな窓をたくさん取りつけた。バスタブは設置前に実際に座って、一番いい角度を確認したという。
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この家の住人は、Pierinaさんと電話の復元職人のJosephさん。自然との境界線をなくし、あえて野生の動物や鳥たちとの共生を選ぶ二人は、ブッシュの中での生活を満喫している。お気に入りのアトリエで、それぞれの道具を手にする時間は、かけがえのない平和なひとときだ。
via:
homestolove.com.au