天と地の間。ケニアの雄大な自然に溶け合う「The Loisaba Tented Camp」
最後に地平線を見たのがいつだか思い出せますか?大都会、高層ビルのジャングルでサバイバルに明け暮れるのに疲れたら、サバンナでの旅はいかがでしょうか。地平線まで見渡せる広大な自然にまるごと包まれるような宿が、あなたをきっと癒してくれます。そんな瞬間を求めて、世界中から旅人が訪れるという夢のような場所をご紹介したいと思います。
自然豊かなケニアのロイサバ保護区
東アフリカのケニア共和国は、雄大な自然を残していることで知られる国。広大な「サバンナ」と呼ばれる草原地帯があり、他では見られない多種多様な生態系を垣間見られるのです。ユネスコの自然遺産「ケニア山国立公園」と「トゥルカナ湖国立公園群」をはじめ、国立公園や国立保護区、動物保護区は60か所以上になるのだとか。
そのうちの1カ所である、ケニア北部ライキピアエリアに位置するロイサバ保護区にも、サファリツアーなどで雄大な自然にあこがれる観光客が世界中からやってきます。けれど彼らの目的は、アニマル・ウォッチだけではありません。
自然とデザインが調和した「The Loisaba Tented Camp」
実はロイサバ保護区には、世界中の旅人たちがあこがれる夢のような宿が存在するのです。そこれがこちらの「The Loisaba Tented Camp」。ホテルではなく、テントに泊まるキャンプサイトです。
テントでありながら世界中の旅人がここを目指してやってくる理由は、その唯一無二の風景のおかげ。どこまでも続くサバンナや地平線を見渡せるこの「The Loisaba Tented Camp」は、自然の雄大さを目覚めから眠りに落ちる瞬間まで堪能できる贅沢な宿なのです。
地平線に沈む夕日や昇る朝日を眺めたら、自然に対する敬虔な気持ちも芽生えそうです。
そして「テント」というスタイルでありながら、床はしっかりとしたフローリング。ダブルベッドなど、一般的な「テントキャンプ」というイメージからはかけ離れた調度品たちが置かれています。
清潔なシャワーブースや洗面台まで完備されているので、ホテルにいるのと変わらない快適な居心地を味わえます。それに加え、広大な草原の真ん中にいるとは思えないスタイリッシュなデザインです。
テントがそのまま、ゆるやかにサバンナの景色と溶け合っています。テントばかりではなく、自分と大自然も溶け合っていくような錯覚を感じそうです。
そしてなんと、「The Loisaba Tented Camp」にはプールまであるのです。地平線と水平線を同時に見られるような気になります。水面に空の雲が映え、この世のものとは思えない風景ですね。世界中から旅人がわざわざ、ここを目指してやって来るのも分かる気がします。
けれどこのアコモデーションには、テント・キャンプ以外にも「旅人の憧れ」が存在するのです。それはいったい何でしょう。
満天の星を臨む「The Loisaba Starbeds」
それは、この「The Loisaba Starbeds」。場所は少し離れていますが、テント・キャンプと同じ系列で営業されています。「スターベッド」という名前の通り、星を見ながら寝られる部屋なのです。しかし、ベッドの上には屋根がありますよね?どうやって「星を見ながら寝る」ことができるのでしょうか。
なんとベッドにホイールがつけられているので、屋根のないバルコニー部分までベッドを移動させることができるのです。発想がすごいですね!
そして日中はこんなに明るい「The Loisaba Starbeds」ですが、電気が通っていないので夜になってランプを消すと、辺りは漆黒の闇に包まれます。その中で見る満天の星を、体験者は口をそろえて「言葉にできないほど美しい」と語るのだとか。
これは、ベッドから見た夜明けの様子。この光景を見るだけでも、ケニアまで行く価値はあるのではないでしょうか。一生の思い出になりそうです。
そして、食事もテラスで。大自然の中での食事は、まさに「自然の恵みをいただく」という気分になれそうです。
これでもかというほどのスケールの自然を目の前にすると、都会で過ごす日々の悩みが小さいものに感じられられそうですね。自然との調和を感じられる「The Loisaba Tented Camp」と「The Loisaba Starbeds」には、一生に一度は訪れてみたい場所です。
Via:
go2africa.com
elewanacollection.com
loisaba.com
(提供:#casa)