人は一畳あれば、暮らしていける? ミノムシ?忍者?スキマに暮らすアーバンライフ「Capsule(R)」

人口集中により、過密化し続ける都市生活において、自分の居場所を見つけるのは至難の技だ。
フランス西部の都市ナントで活動するデザイナーNicolasBarreauとJules Charbonnetは、そんな都市部の土地問題に、新たな解決策を提案しています。 橋の下にぶら下がる真っ赤なミノムシのようなモノ。

これは、最低限の快適性を保ための居住スペースとして造られた「3m x 2m x 1m」の立体空間「Capsule(R)」です。

例えば「屋根の上」、「使われなくなった線路」、「擁壁の脇」など都市部に見つけたスキマ空間に、この「Capsule(R)」が最適です。あなたの暮らしのすぐ側に、意外と沢山見つけることができるかもしれませんね。

これらのスキマ空間に、都市機能としての新たな価値を与えてみようという実験的プロジェクトがこの「Capsule(R)」。「Capsule(R)」 のオファーは、ナントの街への投資が条件だそうです。

ナント市は、「月世界旅行」などで有名な作家で「SFの父」と称されるジュール・ヴェルヌの出身地です。
新しい未来的な生活がサイエンスフィクション(SF)ではなく現実として、この街から産まれるかもしれませんね。

「居場所探し」=「スキマ探し」それが都会の暮らし方?

忘年会シーズンで、寒空の下に居酒屋難民になったときは、こんな赤提灯が欲しいですね。

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via : barreaucharbonnet.com