ここ数年、日本でも楽しめる場所が増えてきたグランピング。もうご存知の方も多いと思いますが「グランピング」とは魅力的なという意味の「グラマラス」という単語と、キャンピングを掛け合わせた造語で、自然を身近に感じられる環境に居ながら、高級ホテル並みのサービスを受けられる宿泊施設のことをさします。

グランピングは今までキャンプを楽しんでいた層だけでなく、高齢者層や、不便さや衛生面でキャンプを敬遠しがちだった層もその醍醐味を味わうことができる、新しいキャンプのスタイルです。

満天の星空の下で過ごす夜、仲間と焚き火を囲んで過ごす時間、自然がつくり出す子守唄に耳を傾けながら眠りにつくことなど、キャンプの事前準備や後片付けなどに時間を費やす必要なく、大自然の中での休暇を楽しめるのがグランピングの魅力の一つです。

ネイティブ・アメリカンなインテリアが素敵なこのグランピングテントは、アメリカ合衆国ワイオミング州北西部に位置する谷、ジャクソンホールにあります。ジャクソンホールは、グランドティトン国立公園と世界遺産であるイエローストーン国立公園両公園に近い、全米でも有数の観光地。

夏には、マウンテンバイク、ラフティング、フライフィッシングなどさまざまなアウトドアアクティビティが堪能でき、また全米屈指のスキーリゾートとしても知られています。

グランドティトン国立公園から１分のところにあるグランピング施設「ファイアーサイド・リゾート」内にはログキャビンやトレーラーキャビンもありますが、一番自然を身近に感じながら宿泊できるのはこのグランピング・テントでしょう。

キングサイズのベット付きの豪華な内装のテントは、天井が高く広々とした印象です。入り口部分を全開にすれば、自然との一体感がいっそう増しますね。目の前には専用のファイヤーピットがあり、キャンプファイヤーやBBQをプライベート空間で満喫できます。もちろん、バーベキューに必要な道具と食材を持ち込む必要も、焚き木を集める必要もありません。

客室とは別にあるプライベート・バスルームには、オーガニックスパのアメニティだけでなく、床暖房とレインシャワーヘッドも完備され、テント泊とは思えない、高級ホテルに泊まっているような快適さですね。

コンシェルジュとルームクリーニングはもちろんのこと、必要なものがあれば専任の執事が２４時間いつでも電話一本で駆けつけてくれるという贅沢なサービスもついています。

「ファイヤーサイド・リゾート」には、このラグジュアリーなテントに加え、タイニーハウスを思わせるログキャビンで宿泊することも可能です。コンパクトな見た目ですが、室内には薄型HDテレビ、食器洗浄機付きのキッチン、暖炉も完備されており、スキーシーズンの休暇も豪華に快適に過ごせそうです。

自然の中で一日体を動かした後はふかふかのベットで体を休めたい、テントの設営・撤収時間を省いて短い休暇を有効に使いたい、自然を肌に感じながらも寝心地や居心地良さは妥協したくない、などグランピング施設での休暇は、さまざまな価値観に対応して、自然の中で過ごす非日常的かつ贅沢な時間を約束してくれるでしょう。

via:
http://www.ifitshipitshere.com
http://www.firesidejacksonhole.com