林のラボfeaturing小川・嬬恋村・敷地内小川有り
小川の流れるポエティックな林のロケーションに、近未来的な白の建築が突如顔を表す。
エリア:群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原字鬼の泉水 価格:1,780万円
建物面積:52.04坪 敷地面積:239.27坪
間取り:2LDK
イヌも喜び部屋駆け回る?八角形のリビングダイニング
場所は嬬恋村の鬼の泉水エリア。アドレス名が激シブなのに、そこに建つハコは未来チックというアンバランスさが面白い。
エントランスの方向からは想像しづらいが、八角形やアールを取り入れた部屋の形状、丸窓やガラスブロックなど、ラボっぽいクールな空間にテンションが上がる。天井高く行き止まりのない広々とした八角形のLDは、犬ならずとも人間でも駆け回りたくなる伸びやかな空間だ。大勢集まっても問題ナシの20畳越えのキャパが頼もしい。
ここでBGMをかけて踊り、大きな柱をスタンドがわりに、キッチンからドリンクを調達してたわいもないことで笑う。リビングで寝転がってもいいし、外の空気を吸いたくなったら窓を開けてウッドデッキで話の続きを。みんなが自由に過ごせる多彩なスペースがなんとも居心地良さげだ。
小川に橋とくればアレ
ウッドデッキ=バーベキューはもはや定石だが、待ち時間は意外と手持ち無沙汰なもの。そんな時には敷地の横に流れる小川と小さな橋にご注目。ここに腰掛け、水の音、風の音に耳をすませながら、足を思いっきりバタつかせたい…。
「アニメのワンシーンみたいだ♪」と一人悦に入るのがおすすめだが、至福の時間はそう長くは続かない。「何それー」「座りたーい!」と一気に女子の人口過密スポットになる恐れもある。あるいは不意打ちで水をかけられるor最悪落とされる、という展開もあることを頭の片隅に置いておこう(笑)。
屋上の楽しみ方
この別荘には2階ホールにドアがあり、そこから広い屋上に出られる。風がなければティーピーを置いて秘密基地風に使ってもいいし、時には屋上でランチも見える景色が変わっていいだろう。夜は望遠鏡を持ち込んで星空をじっくりと眺めたり、親密な話をするにも屋上という非日常の空間はハマり役である。
家の中、家の外、どこを取ってもくつろげるスペースがあるので、少人数で静かに過ごすよりも、数人でシェアしてワイワイ楽しみたい向きにおすすめしたい。
建物正面から見たアールの部分は1階2階ともにバスルームになっている。さらに1階には嬉しいジェットバス付き。これで気兼ねなく小川にダイブ(ご利用は計画的に)!